市内20か所のうち14か所が住宅地内 ── バスケゴールの騒音、若林区の専用コートはスマホ予約に「鍵は対面」の壁
- •若林区の小さな公園のバスケットゴールが深夜まで鳴り響き、近隣住民を悩ませている。専用コートはあるのに利用が伸びない理由を、竹中はスマホ予約のDX化で解消できないかと問いました。
竹中の質問
若林区遠見塚にある住宅地の中の小さな公園にバスケットゴールがあり、平日は夕方以降、小中学生がボールをつく音やゴールリングに当たる音が響き、青年世代が複数人で遊ぶ際には歓声が深夜まで続くこともあると紹介しました。ボールが公園外に飛び出し、車と接触することもあるといいます。土日祝日は他地域からも練習に来るため、朝から晩まで利用が続くこともあり、近隣住民は「毎日のことなのでつらい」としながらも、行政の設置物であるため声を上げづらい状況だと述べました。
市内でバスケットゴールを設置している公園は20か所あり、このうち住宅地の中にある比較的小さな街区公園に14か所設置され、騒音等の苦情が出ていると指摘し、バスケットゴールは近隣公園以上の大きな公園に整備すべきだと提案しました。
一方、若林区役所ふるさと広場には3on3専用のバスケットコートがあり、フェンスで囲まれ周辺への影響が少ない造りになっているものの、子供たちはなぜか区役所のコートへは行かず、遠見塚の公園に行ってしまうと感じると述べました。利用が進まない理由として、利用のたびに若林区役所4階まちづくり推進課または守衛室へ鍵を借りに行く必要があり、平日は電話で1回分の予約ができるものの、土日祝日は行ってみないと空きが分からず、先約があれば数時間待つことになる手続きの煩雑さを挙げました。
スマホで許可登録・予約・鍵解除までできるようなDX化を求め、若林区のコートでDX化を進めた上で、他区でも子供たちがアクセスしやすい公園にバスケットコートを増やしていくよう要望しました。
市の答弁
建設局長(佐藤秀樹)
住宅地にある公園のバスケットゴールについては、早朝や夜間の利用により近隣住民から騒音の苦情をいただくこともあり、各区で注意看板の設置や利用中止の措置などの対応をしている。今後バスケットゴールを設置する際は、公園の面積や周辺の状況、地域住民の意向等を踏まえて設置箇所を検討する。子供たちがアクセスしやすい都心部などの公園に新たにバスケットボール専用コートを整備することについては、様々な既存施設がある中、スペースの点などから課題が多いと考えている。まずは、公園に設置されているバスケットゴールの適切な維持管理と運用に努め、気軽に遊べる環境を整えていく。
若林区長(高橋洋子)
ふるさと広場バスケットコートは区役所南側駐車場の隣にフェンスで囲んで設置しており、近隣の生活環境の観点から利用時間は午前9時から午後5時までとしている。利用の推移は人数ではなく件数で把握しており、令和3年度494件、4年度546件、5年度702件となっており、コロナ禍で利用を中止した期間もあったが、平日は小中高生、土日祝日は家族連れを中心に幅広く利用されている。利用に際しては初回のみ申請書に住所・氏名・電話番号を記入し使用許可証を交付し、次回以降は許可証と引き換えにコートの鍵を渡す簡易な方法を取っており、小学生にも特段の問題なく利用してもらえていると認識している。スマートフォンを活用した予約システム等の導入については、安全管理を徹底する上で鍵の授受は対面が基本であり、コスト面の課題もあると考えているが、引き続き多くの方に利用してもらえるよう適切な施設の管理運営に努める。
この記事は、仙台市議会の議事録をもとに要点をまとめたものです。実際の発言全文は議会ウォッチでご確認ください。
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