- •◯竹中栄雄委員 初めに、歴史民俗資料館について伺います。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 初めに、歴史民俗資料館について伺います。
施設の特性と決算年度の概要、入場者数、学校訪問数などをお示しください。
◯文化財課長
◯文化財課長 当該施設は、歴史及び民俗に関する資料収集、保管、展示をして、市民の教養、調査研究等に資することを目的としており、主に仙台市域を中心とした明治時代以降の庶民生活の資料を収集展示してございます。
令和5年度における当該施設の運営管理の決算額は、指定管理料として6844万円余となっており、主な事業として、常設展示に加えて、既設展示や企画展を開催したほか、資料収集や調査研究、子供紙芝居講座やバックヤードツアーなどの普及啓発事業、市内小中学校の受入れなどを実施いたしました。入所者数につきましては2万3538人で、うち市内小中学校の児童生徒の受入れ数は61校、4,067人となってございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 私も先日、近所の先輩に連れられて訪問してまいりました。近代戦争の歴史を次世代が受け止めるための重要な施設だと感じました。しかしながら、歴史的建造物でもあって、木造であり、火災の危険性があると思います。度重なる地震でひびが入ったとも伺っております。現状はいかがでしょうか。御認識と今後の大規模改修の予定を伺います。
◯文化財課長
◯文化財課長 歴史民俗資料館は、築150年の木造の建物であり、経年劣化や地震による被害は、これは発生してございますが、昭和52年に現在地に移築をして以降、躯体補強のための改修工事や災害復旧工事など、状況に応じた修繕工事を重ねてまいりました。令和3年度には老朽化状況調査を実施し、安全管理上、修理が必要な箇所はなかったという結果が出ているところでございます。
また、建物自体が県の指定文化財であり、仙台市公共施設総合マネジメントプランにおいて、老朽化等に対しては、文化財的価値を損なわない形での修理等により随時対応していくものとしていることから、大規模改修工事は現時点では予定をしていないところでございます。今後も建物や設備の状況に応じた適切な維持管理に努めてまいります。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 同館の収蔵庫は、身動きがとれないほどの満杯状態だとお話を伺いました。収蔵庫の状況と保管状態はどうなっているか、お伺いします。
◯文化財課長
◯文化財課長 歴史民俗資料館が保有する収蔵物は、館内の収蔵庫のほか、向田、根白石及び明石の各文化財収蔵庫の計4か所で保管してございます。令和5年度末の収蔵品数は9万8570点となっており、近年は寄贈の申出が増加傾向でございまして、収蔵スペースは飽和状態に近づきつつある状況と認識をいたしております。
なお、温度や湿度の管理が行える収蔵庫は館内の収蔵庫のみであることから、特に厳密な管理が求められる資料を仕分をし、収蔵庫を使い分けながら保管をしているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり4か所の収蔵庫がもういっぱいで、管理状態も少し不安なところもあるということです。また、約10万点の資料を持ちながら、2,000点の展示では、展示スペースが少ないのではないかとも思います。また、聞いたところによると、ガダルカナルの生き残りの方がせっかく訪問されたにもかかわらず、急過ぎる階段を上ることができず、展示を見られなかったとの話も伺っております。これまで改修でエレベーターを設置できなかった理由を伺います。
◯文化財課長
◯文化財課長 本建物は、明治時代の前期に建築されたもので、昇降設備の設置を前提とした構造となっておらず、エレベーター等の昇降設備の設置には建物の構造の大幅な改修が必要となり、これは文化財的価値を損なうことから、設置は困難であると判断してございます。なお、車椅子の方などで建物2階の展示を御覧いただくのが難しい方向けに、VR技術を用いまして、2階の展示をパソコン上で擬似的に見て回れるような仕組みを昨年度に導入したところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 また、本市には戦災復興記念館もあります。仙台市の空襲、また、復興事業の記録を保存する平和の殿堂と言われておりますが、閉館が予定されており、その貴重な資料の行き先が決まっておりません。
そこで提案ですが、歴史民俗資料館と戦災復興記念館は親和性が高いことから、この際、両施設を一体化させ、民俗資料館の近接地に保管庫と展示スペースを拡大し、本館と接続できるような歴史民俗資料館新館を建設したらどうかと考えますが、御所見を伺います。
◯文化財課長
◯文化財課長 御提案のございました二つの施設は、一定の親和性はあるものと存じますが、戦災復興記念館につきましては、本市の戦災復興の記録等を総合的に展示する施設であり、その保存展示機能や運営の在り方については丁寧な検討が必要と伺ってございます。歴史民俗資料館の老朽化対策や収蔵展示スペースの確保、バリアフリーなどの課題の解決につきましては、引き続き検討を行ってまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 次に、性に違和感のある児童生徒について伺います。
身体的性別と自認の姓が異なるようだという生徒から御相談をいただきました。特に、学校における制服、トイレの違和感を訴えておられました。これまで、このような児童生徒に対して具体的にどのような対応をしているのか、伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 各学校におきましては、本人や保護者の意向などを踏まえながら、自認する性別の奨励服の着用を認めたり、多目的トイレや職員トイレを利用できるようにするなどの対応を行っているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今、意向を踏まえて認めるというような話がありました。申出があれば配慮するということです。しかし、アウティング、他人にばらされることを恐れる子供は多いです。カミングアウトすれば配慮してあげるという態度ではいけないと考えております。これまで、アウティングで自殺に至った案件もあります。LGBTsへの2016年のアンケートによると、親へカミングアウトできた子は、その率は22%と言われています。親にすら話せない子供が多いのです。ましてや、先生に対してはそれ以上のハードルがあるのではないかと考えます。
同アンケートでは、先生がいじめられたときの助けになったとの回答は13.6%とのことであります。多数は後悔する結果となっています。先生の認識を変えていく必要性とともに、カミングアウトさせなくてもよい配慮が必要ではないかと考えます。御所見を伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 性的マイノリティーとされる児童生徒が、そのことを可能な限り隠しておきたい場合があるということを教職員一人一人が理解するとともに、相談しやすい環境を整え、組織的に対応することが重要であるというふうに認識しております。当該児童生徒が違和感をどこに覚えるかというのは様々であることから、児童生徒の思いや考えなどの状況に応じて丁寧な支援ができるよう、教職員対象の研修の機会などを通して、望ましい対応の在り方を周知してまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 制服の違和感として、男子と女子では一般的にスラックスとスカートとなります。最近ではジェンダーレス制服もあるとのことですが、これはどのようなものになりますでしょうか。御認識を伺います。また、本市中高学校で導入している学校はどれぐらいになるか、伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 いわゆるジェンダーレス制服と呼ばれるものは、男女兼用のデザインを導入する方法と、スカートやスラックス等の組合せを選択できる方法を導入するということがございます。男女兼用のデザインを採用している状況につきましては把握しておりませんけれども、奨励服を採用している全ての中学校、高等学校でスラックス等の組合せを選択できるように配慮をしているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、ワイシャツでは、襟が丸いものと角張ったもので男女の違いがあるというふうにも伺いました。それについても違和感を感じるそうであります。シャツに男女の差があることについての認識を伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 奨励服で着用するシャツやブラウスの襟の形やデザインとそれぞれの取扱いは、各学校によって異なるものと認識しております。形やデザインなどは歴史的、文化的背景により変化してきた部分もあると思われまして、このことがジェンダーや個人の違和感につながることもあるのではないかと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今あったとおり、このシャツのやはり丸いところとかも、また、両方の男性であっても女性であっても違和感のないジェンダーレスの制服の在り方、ここに関しては把握をされていないという話でした。やはりここについて、やはりもっと真剣に取り組んでいかなくてはいけないんではないかと思っています。
相談の生徒は、中学高校の制服はなくてよいのではないかとおっしゃっておりました。私服であれば、自由に違和感のない生活ができます。私も高校時代は制服がありませんでした。先輩方が生徒総会において制服をなくしたと伺っています。本市においては第一中学校も私服だと聞いています。公立中学では私服は全国的にも珍しいと思いますが、その御認識と、制服がなくなった経緯、メリット、デメリット、生徒の声について伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 私服としている公立の中学校は、本市を含めまだ少ない状況であるというふうに認識をしております。第一中学校では、平成6年頃、生徒の中から制服の在り方を考える機会が欲しいという声が上がり、学校と生徒会、保護者で話合いを進め、平成8年に服装を自由化することになったとのことでございます。
当初は中学生かどうか分かりにくい、私服はお金がかかるといった課題も挙げられましたが、現在は私服での登校が定着し、生徒自身が場にふさわしい服装で学校生活を送っており、服装に関する要望や意見は特に聞かれないとの報告を受けております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 私も自身の経験上、学校が私服であることに大きな問題はないと考えております。ダイバーシティーを目指す仙台は全国に先駆けて、公立学校全てで制服をなくしたらどうかと考えますが、御所見を伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 学校における奨励服、いわゆる制服の選定や見直しにつきましては、学校において適切に判断すべきもので、生徒や保護者の意見も踏まえた上で決定することが望ましいものと考えております。
教育委員会といたしましては、各学校に対し、多様性に留意し、選定委員会のメンバーにも配慮して、十分な協議を行いながら選定するよう指導しているところであり、奨励服の在り方については、各学校がそれぞれの実態に即して適切に判断していくものと認識をしております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 相談の生徒は、仕方がないので学校に到着後、すぐに男女に差がないジャージに着替えているそうであります。県北に住んでいた私の中学時代も、ふだんからジャージで通う生徒が多かったです。何らかの式典が予定されているときには、その日は制服で来るようにとの指導があったと記憶をしております。本市もふだん時、ジャージ登校を許可すれば、全ての子供たちの負担が少し減るのではないかと考えますが、そちらについて所見を伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 学校でのジャージ登校につきましては、天候や気候、行事等の内容や児童生徒それぞれの事情を基に、各学校がジャージ登校の期間やその可否を判断しているところでございます。特にここ数年は猛暑による生徒の健康への影響も懸念されることから、各学校においてジャージ登校も積極的に認めているところであり、性的マイノリティーとされる児童生徒にとっては、熱中症予防と併せて心的な負担軽減につながっている側面もあるのではないかと認識をしているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 また、相談の生徒は、男女別のトイレ使用にも違和感が強かったと訴えておられました。その学校には、身近な場所に多目的トイレがなかったそうです。このような場合、対応についてはどのような対応をしているのか、伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 身近な場所に多目的トイレがなかったり、改修工事等で多目的トイレが使用できなかったりする場合には、児童生徒や保護者と相談し、希望を伺いながら、例えば職員用トイレを使用するなど、可能な限り児童生徒の希望に応えられるよう配慮しているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり職員用のトイレの使用を認めるなどの対応を行うと、その子だけが職員用のトイレを使用する。そうすると、ほかの生徒児童から疑いをかけられることになります。当該児童生徒への配慮と、また、ほかの児童生徒への配慮、この均衡を取りながら支援を進めることが重要であろうかと思いますが、そこについても伺います。
◯教育指導課長
◯教育指導課長 学校では、児童生徒のその日の体調などにより、職員用トイレを使用させることもあります。各学校においては、安心して学校生活が送れるように、担任や養護教諭などが職員用トイレの使い方についても丁寧に配慮しながら指導しているところでございます。
マイノリティーへの理解を深めるための学習など、人権教育を推進しながら、互いの理解を深めて、安心して学校生活が送れるよう、配慮をしてまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 本市では、トイレ洋式化の取組を前倒したと伺いました。大変に期待をするものでありますが、今後のトイレ洋式化に合わせて、さらなる多目的トイレの充実を求めたいと思いますが、そちらについて御所見を伺います。
◯学校施設課長
◯学校施設課長 多目的トイレにつきましては、現在全ての小中学校の校舎または体育館に少なくとも1か所設置しているところでございます。多目的トイレは通常のトイレよりも広く面積を要し、設置する場所の確保のほか、排水設備の切り回しの経路などの確保が必要となりますことから、引き続き大規模改修の際には体育館への整備を進めてまいるとともに、校舎の増改築の際には各階への整備を進めてまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 日本思春期学会理事で宝塚大学教授の日高庸晴氏によると、10代トランスジェンダーの約72%が、性をやゆするような呼び方をされたり、確かめてやると服を脱がされたりする等のいじめを経験しています。不登校率は57.7%ということであります。さらに、自殺、自傷行為の確率も非常に高くなっています。
データから見ますと、クラスで1人から2人は性の違和感で悩んでいる子がいることになっており、その大部分の子がカミングアウトできずに悩んでおります。そうなると、理由を明かさずに不登校になっている子供の中にも、そのような子たちがいることになります。性に違和感のある児童生徒への取組は、実は不登校対策の大本命なのではないかと考えます。
また、少し話は変わりますが、いじめに関しても触れさせていただきます。
先日の一般質問にて、女子中学生の問題について質疑をさせていただきました。いじめ重大事態の申請について、私は前日に、当該生徒の母親に私が質問する事項について確認をしました。当日の朝には、教育委員会から母親に確認が入り、「保護者の要望で申請を取下げたと答弁をしますよ」と、その答弁案を語ったところ、母親は申請を取り下げた覚えはないと回答したと伺っています。なのに、本会議では、保護者が取り下げたとの答弁となりました。これはどうしても理解することができません。しっかりとした事実についてもう一度答弁を求めますとともに、今後の対応を伺います。
◯教育長
◯教育長 これまで、保護者と教育委員会の間で重大事態調査の申出の御意向について認識のずれがございましたことから、改めて昨日、竹中委員も同席されて保護者の御意向を確認し、重大事態として扱ってほしいとの申出が改めてありましたので、今後、本件を重大事態として認定し、調査を進めてまいりたいと存じます。この間、認識のずれが生じたことにつきましては、コミュニケーションに課題があったものと認識しております。
なお、一般質問での答弁につきましては、保護者は8月6日の面談内容として、重大事案調査の申出を取り下げていないとの御主張でございますが、我々としては、記録を確認したところ、指定学校変更後も御協力いただきながらの調査実施についての可否をお尋ねしたところ、今後の調査を求めないというお話がございました。このため、教育委員会としては、重大事案調査の申出を取り下げられたという認識をしたところでございます。
答弁当日の9月11日に、保護者に電話で、にはなりますが確認した際に、8月6日の調査申出取下げについては、その取下げ自体を取り下げるとの御発言がございました。教育委員会としては、8月6日の調査申出取下げは確認できたものと認識し、9月11日の答弁におきましては、8月6日の調査申出取下げの認識について答弁したところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 ちょっと今の話は、私はやはり申し訳ございませんが、やはり許すことはできないと思います。7月10日に私は、当該児童生徒等と保護者の方と一緒にいじめ重大事態の申請をしに行きました。実際にしました。そのときに、担当に出られた方がいるわけです。そこから、私が今回の一般質問に立つときの通告を出したときに、担当の課長がそのことを認識していなかったという事実があると思います。昨日もそれを話しました。それは、ということは、その当日7月10日に話を受けた人から、担当課長にすら話が行っていなかったんではないかと私は疑ったわけです。それは、もしもそのことが教育長に伝わっていないのであれば、それは本当におかしな話だと私は思います。
ですので、そこの受けた担当者がちゃんと立って答弁してほしいし、そして、実際そこを、では7月10日から8月6日の1か月間でどこまで進んだのか、そこを答えてもらいたいと思います。どこまで調べて、どこまでこのいじめ重大事態にしようとしたのか、協議したのか。やったのかやってないのか、そこを答えていただきたいと思います。
◯教育相談課長
◯教育相談課長 7月10日の面談の際につきましては、竹中委員が同席のもと、行われたわけですけれども、この際には、当該の生徒のほうから重大事態として扱ってほしいというようなことを確認しております。また、本児の母親からも、重大事態として、娘と同じような思いをするようなことがないように対応してもらいたいというようなことを聞いております。
その後、8月6日に指定学校変更の手続の説明をさせていただいた際に、実際に転校する学校に向けての手続の説明をさせていただいたときに、調査について確認したところ、調査はしてほしくないというようなことをお聞きしたというような状況でございます。先ほど教育長のほうからも、そういった記録があったというようなことで答弁させていただいたということになるかと思います。
7月10日から8月6日までの間ということについてでございますが、まずは、教育委員会としましては、指定学校の変更に向けての当該学校との引継ぎですとか、そういったところについての時間を要したというようなことになりますし、学校同士の引継ぎ、そういったようなところも実際に行われたというようなことでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 ちょっと本当に理解できない。お母様がやはりあんなに必死に訴えて、そして前日も当日も違うと否定していることを、なぜあの答弁になるのかは、今の答弁でもちょっと理解はできていません。やはり、今みたいに1か月間、要するに今、7月10日から8月6日までは何の協議もされていないことになっています。いわゆる転籍のことしか協議していないということになっています。であれば、それも大きな問題だし、それを逆に隠すためになのか知らないんですけれども、お母さんのせいにするというのは、私はどうしても許せないと思うので、そこはちょっともう一度考えてほしいと思っております。ちょっと答弁は求めません。
また、転籍理由について、いじめ不登校ではなく、教育的配慮にされたことについて、当該生徒は今までの必死な訴えを認められなかったと大きなショックを受けております。これについて、もう一度御答弁を願います。
◯教育相談課長
◯教育相談課長 当該生徒の転校の理由につきましては、昨日の保護者との面談におきまして、改めていじめにより転校を余儀なくされたとの申立てを受けましたことから、登校不安などといった教育的配慮に加えまして、いじめによるものとすることについて、保護者にも了承いただいたところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今、了承いただいたというか、やはり逆に当該生徒と両親がそれを求めていたのにもかかわらず、認めてこなかったんだと思います。確認して、当該生徒が、また、保護者が認めたから、今、何か認めたようなことをおっしゃっていましたけれども、そうじゃないのではないかと感じます。本当にこのいじめの問題を本当に考えてなかったから、いじめ不登校だと捉えてなかったから、最初に教育的配慮のみに選択をしていたのではないかと感じましたので、そこについてもよくよく深く受け止めていただきたいと思います。
私は、やはりこの性に違和感のある児童生徒というのも、また、いじめの対象になってしまうような子ということについても、やはりこの自分のことをうまく説明できない傾向性にあると思っています。やはり子供たちというのは、信用できる先生というのは誰なのかというのを探し続けています。信用できる教育委員会なのかということをじっと見詰めています。私は、この表面上には本質が表れない子供たちの心に寄り添ってこそ、そしてそこに応えていくのが教員、教育委員会の使命であると考えています。これはもう大変なことではありますが、教育委員会にはもう最大限の配慮を求めるものであります。いじめのない、多様な個性が輝く時代を開くために、教育長の決意を伺います。
◯教育長
◯教育長 未来のつくり手となる子供たちが夢と希望を持ち、多様な個性を発揮しながら自らの可能性に挑戦する、そうした力を育むことが大切であると認識しております。そのためにも、本市のいじめ防止等に関する条例の前文に示されます、社会全体で子供たちをいじめから守る意識を醸成するとの理念を踏まえ、学校、地域、家庭が連携し、子供たちの豊かな育ちを支える体制づくりに取り組むとともに、教育委員会として、いじめ防止対策を推進しながら、生徒一人一人の多様な状況に最大限寄り添って、話してくれるのを待つのではなく、こちらから理解しに行くという姿勢で様々な取組に努めてまいりたいというふうに考えております。
〔小田島久美子委員、質疑席に着席〕
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)