- •◯竹中栄雄委員 それでは、私からは、勾当台・定禅寺通エリアビジョン、定禅寺通再整備方針について伺います。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、私からは、勾当台・定禅寺通エリアビジョン、定禅寺通再整備方針について伺います。
本年9月、定禅寺ストリートジャズフェスティバルが4年ぶりに制限なしで開催をされました。多くの音楽ファン、55万人のファンが訪れました。1991年には5,000人から始まったと言われておりますので、本当に、今回コロナ禍明けで少し人数は少なかったとはいえ、物すごく音楽ファンが仙台市に来られるという状況になりました。
世界に誇るケヤキ並木の下、プライスレスの時間を過ごしたわけでございます。このような魅力的な空間を日常的にこの定禅寺通につくっていく、これが、このエリアの再整備に求められていくものではないかというふうに考えます。
初めに、令和4年度に作成された定禅寺通再整備方針の概要をお示しください。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 定禅寺通再整備方針は、定禅寺通エリアの活性化に向け、令和4年3月に地域の皆様が中心となって策定された定禅寺通エリアまちづくり基本構想を受けまして、公共空間を活用したにぎわいや交流の創出など、官民連携による活性化の促進を目的として、本市としての再整備の方向性や考え方等を示すものとして、令和5年3月に策定いたしました。
歩行者が安全、快適に通行、滞在でき、豊かな時間を過ごすことができる人中心の空間への転換と、利活用しやすい広い空間設備が整った多様なアクティビティが生まれる環境づくりという二つの方向性の下、本市のシンボルであるケヤキ並木を継承しながら、車線削減を伴う道路空間再構成を実施することとしております。令和5年度には測量調査設計を、令和6年度から9年度にかけて工事を行うスケジュールとしているものでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 都心全体の回遊性向上と活性化を図ることが目的とされておりますが、決算年度においては具体にどのような取組をされてきたか、また、今後どのような取組をしていくおつもりか伺います。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 令和4年度は定禅寺通再整備方針の策定に加え、官民連携によるにぎわい創出やエリア全体の価値向上に向け、地域のまちづくり活動を担う一般社団法人定禅寺通エリアマネジメントによるエリアマネジメント活動への支援を通じて、令和4年7月から3か月間にわたる、中央緑道への仮設店舗設置などの取組を行ったところでございます。
そして、令和5年度には、計画策定から事業の実施段階へと移行することを踏まえ、まちづくり政策局から都市整備局や建設局へと関連事業に関する組織改正を行ったところであり、今後、建設局において、歩道の拡幅等の道路空間や中央緑道の再整備を推進していくほか、都市整備局において、エリアマネジメント団体への支援等を担うこととしており、関係部局が連携しながら、エリアの魅力向上に向けて取り組んでまいる考えでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 これまで、定禅寺通エリアで車線を削減するなどした実証実験を何度か行っておりますが、その結果と課題をお示しください。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 定禅寺通におきましては、令和3年8月から9月にかけて、本市と定禅寺通活性化検討会の共催により、片側1車線削減をベースとした車線規制等の大規模社会実験を実施いたしました。
その際は、車線規制のほか、空間利活用の検証のため、歩道とフラットにつながる土台に机、椅子、テーブルなどが配置され、道路空間への人の快適な滞留を可能とするパークレットなども活用したところでございます。
結果といたしましては、コロナ禍の影響を考慮しても、交通処理能力を超えるような交差点はなく、自動車交通への大きな影響は生じなかったところでございますが、自転車利用者のルール、マナー違反が見られたことから、歩行者や自転車利用者の安全性を高める工夫や、ルール、マナーの啓発などが課題であると認識しているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今お示しいただいて、本当にすてきな空間を生み出して、車線を削減することによって様々な効果が生まれました。そして、定禅寺通では、車線の削減をしてもあまり渋滞にならなかったというところがありますので、ぜひここの実証実験を踏まえて、すばらしい空間を生み出していただければというふうに思います。
また、私は、青葉通、仙台駅前の社会実験にもお邪魔をさせていただく機会を持ちました。そのときには、この空間一帯にスピーカーが設置をされていて、その付近に近づくと心地よい音楽が流れているという空間が生み出されておりました。本当にすてきだなというふうに感じたところです。
また、ちょっと特徴的だったのは、真ん中にストリートピアノが置かれておりまして、このストリートピアノに誰かが座ると、今流れていたスピーカーの音量が下がっていって止まって、このストリートピアノを弾きますと、ストリートピアノの音が今度スピーカーから流れるという、とてもすばらしい仕組みをつくられているのを見ました。このように様々な工夫次第で、この空間に人が引きつけられるような力を持つことができる、そのように感じた次第であります。
今回、定禅寺通再整備方針では、大枠のスポットやベンチ、テーブルについては示されておりますが、今のように社会実験などで試された魅力あふれる施策、これはまだこれから検討されていくものではないかと思われます。
そこで提案をさせていただきますが、ぜひ交流ゾーンにおきましては、先ほど答弁のございましたパークレット、このようなものにスピーカーを内蔵させていくものを常設するのはいかがかというふうに思います。
このパークレットというのはサンフランシスコ発と言われておりまして、椅子とかテーブルとかハンモックとかが置かれていて、そこにプランターが置かれていて、そこにすてきな空間を生み出すというものです。私の提案では、そこの中に常設のスピーカーもあって、先ほど言ったとおり音楽が流れている空間を定禅寺につくっていけたらいいのではないかと思いました。
このパークレットは、2020年のグッドデザイン賞も取られたというふうに伺っておりますけれども、このようにスピーカーも内蔵させていったものを増設するのはいかがかと思いますが、御所見を伺います。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 音楽を活用したにぎわい創出の取組は、時間帯や音量によっては騒音への配慮などが必要にはなるものの、定禅寺ストリートジャズフェスティバル等の音楽イベントの舞台としても活用されている、定禅寺通というロケーションには大変魅力的なものと認識しているところでございます。
定禅寺通では、エリアマネジメント団体が設立され、民間主体によるにぎわい創出の検討やエリアの利活用が進むものと考えておりますことから、パークレットへのスピーカー設置につきましても、エリアマネジメント団体へお伝えしてまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 定禅寺通の目指すエリア像については、このように書かれております。市民協働や文化芸術の舞台として、多様な人々が様々な挑戦を行う場となり、市民活動やクリエーティブな活動が日常的に展開されるエリアと記載をされておりました。
前任期における文化芸術・スポーツ振興調査特別委員会、今日は委員長も委員の方もこの分科会にはおられますけれども、ここでのテーマ多様な文化によるまちづくり、また、文化芸術の継承と新たなコンテンツによるプラットフォームの形成という視点にも響き合う内容だなというふうに感じたところであります。
一方で、2016年から仙台市のストリートを音楽で盛り上げようとの団体もございます。勾当台公園内で開催されている仙台ストリート大作戦などは活躍をしているところではございますけれども、この団体の皆様に少しお話を聞くと、もう少し人通りの多い場所で演奏するほうがアーティストにとっても利点になるなと、このようなお話がございました。
例えばこの市民活動、クリエーティブな活動が日常的に展開されるエリア、これが定禅寺通になるためには、これまで本市でストリートミュージックの活動をしてきた市民団体等と連携していくことが大事なのではないかと思います。この市民団体との連携しやすい環境を構築すること、市民団体との連携について御所見を伺いたいと思います。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 定禅寺通は、これまでもストリートジャズフェスティバルをはじめ、市民団体主催によるイベント等が多数行われてきた歴史があるエリアであり、今後の活性化に向けましても、そういった取組は重要なものであると考えております。
現在も、定禅寺通では、民間主体のエリアマネジメント団体によるまちづくりが進められているところであり、そういった団体を核としながら、このエリアに関わる多様な主体によるにぎわい創出の取組が行われていくよう、市としても後押ししてまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今、音楽の話をずっと続けてまいりましたが、やはり音楽以外の芸術、これも非常に大事であります。音楽以外の芸術を表現できる場所の提供、これについて、これまでのお取組とこれからの考え方についてもお伺いしたいと思います。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 この間、定禅寺通では、活性化を目指し実施した社会実験におきまして、アートやファッションをテーマとしたにぎわい創出の取組が行われてきた経過がございます。
そのような取組の検証も踏まえ、再整備方針におきましては、定禅寺通西エリアの仙台メディアテーク正面の中央緑道をアートのスポットとして位置づけ、特色のあるエリアづくりに取り組むこととしており、アートを中心とした活動を実施、体験できるまとまりのある空間として、イベントや展示会の開催なども行えるよう整備を行っていくこととしております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今、民間と共に、ソフト面の音楽また文化芸術を生み出していくことは重要なことだと思いますが、また、ハード面としては、市民会館、県民会館、メディアテークという文化的な公共施設がそろう定禅寺通となっておりますけれども、今回、宮城県民会館が移転していく、そして、市民会館については将来的には存続しなくなる方向性となっておりますため、県民会館の跡地の利活用が重要な課題となっております。現在、本市としてはどのようにお考えか、御所見を伺います。
◯政策企画課長
◯政策企画課長 県民会館の立地する土地につきましては宮城県の所有地であるため、移転後の跡地活用の検討主体は一義的には県ということにはなりますが、この場所は定禅寺通のにぎわい創出の鍵となる重要な場所であり、地域や経済界の皆様の関心も高いものと認識しております。そのような点は、これまでも県に伝えているところですが、今後も県と情報交換を行いながら、このエリアの価値向上が推進されますよう、連携して取り組んでまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 最後に、この定禅寺通の空間に美しい空間、そして芸術文化を生み出して、ここに人が集ってくる空間を構築していきたい、このような今お話をしてきたわけでございますけれども、特にソフト面に関しては民が実施し、そして官が促進すると書いてありました。
まちづくり政策局が描いたこのプロジェクトは、実行段階に移りますと、都市整備局や建設局などにこの内容が移管していくことになると思います。そうしますと、現実に文化的なソフト面の人たちがどうやって展開していくのか、実際整備はされたけれども、それをどうやったら使えばいいのか、実はこれが非常に大きなところであります。実際に整備されたけれども、使い方が分からない、そのアーティストを集めてくるのは一体誰なのか、誰に呼びかけるのか、そうすると、非常にこう本当にそれが最後まで追いかけられるのかが重要となるわけであります。
そうなると、これを統括できる部門、これは描いた張本人である、このプロジェクトを描いたまちづくり政策局であり、このまちづくり政策局が整備された後、どのような運用がなされて、それを市民がどう使いやすくしていくのか、ここまで追いかけていく必要があると思います。統括部門として、まちづくり政策局長の御決意を伺います。
◯まちづくり政策局長
◯まちづくり政策局長 定禅寺通でございますが、杜の都を代表するケヤキ並木のシンボルロードでございます。また、あわせまして、この間30年以上にわたりまして地域、市民の方が主体となって本市と連携し、公共空間あるいは景観の形成を進めてきた、いわば本市の市民協働のまちづくりの嚆矢というべきエリアでもございます。ここを舞台に、この間、ジャズフェスやページェントなど多くの市民イベントも行われてきたところでございます。
近年、仙台駅周辺に人流が偏在し、都心部の回遊性確保が課題となる中にあって、当エリアでは、本庁舎建て替え、勾当台公園再整備など、公共空間整備に係る50年に一度の大改修が今まさに始まろうとしております。このことを契機としまして、本活性化事業がスタートしたところでございます。
まずは、地域活動の主役である地域の皆さん、エリアマネジメント団体に対する適切な支援が重要なものと認識をしております。本事業は関係局に移管されたところでございますが、今後とも本事業には多くの部署、区も含めて多くの部署が関わってまいります。関係局が軌を一にして事業に取り組み、地域の主体的な活動を後押ししてまいる、このような考えでございます。
◯会長
◯会長 市民フォーラム仙台から発言予定の方は、質疑席にお着き願います。
〔ごうこ正太郎委員、村上かずひこ委員、質疑席に着席〕
◯会長
◯会長 発言を願います。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)