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2023-06-02

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 令和5年第2回定例会(第4日目) 本文

議会ウォッチ 2023-06-02
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯七番(竹中栄雄)公明党仙台市議団の竹中栄雄です。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

◯七番(竹中栄雄)

◯七番(竹中栄雄)公明党仙台市議団の竹中栄雄です。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。
市民の皆様から市議会議員に送り出していただき、早いもので四年がたちます。試行錯誤と決意の日々を歴史ある議場で送らせていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
四年の議員活動で最も多かった切実な声は、公共交通の将来に不安があるとの内容であります。本市の悲願であった地下鉄東西線が開通してから七年半、地下鉄の利便性を享受できている方と、さらなる不便を感じている方がいると感じます。
若林区において、地下鉄ができるまでと開通後で、バスの運行にどのような変化があったか、伺います。また、御当局にはどのような市民の声が届いているでしょうか、お伺いいたします。
私が伺っているところによると、荒井駅、薬師堂駅といった東西線に結節させられる路線を不便に感じており、乗換えも避けたい、仙台駅へ直通便が欲しいとの声があります。この結節路線、いわゆるフィーダー路線はあまり人気がなく、乗車人数もかなり限られているように見受けます。
本市が目指す交通体系におけるフィーダー化に関する基本的な考え方を伺います。また、荒井駅、薬師堂駅に結節するフィーダー路線についてのこれまでの評価と必要な改善点、これからどうしていく方向かの計画について伺います。
結節路線については、がらがらですいているとの声は消えません。燃料費が高騰している折に、大きいバスを走らせていることに疑問の声が多数あります。朝晩のラッシュは大型バスを走らせるとして、それ以外の日中においては小型のバスでよいのではないかとの声があります。本市にも小型バスの導入を考えてはいかがかと思いますが、御所見を伺います。あわせて、小型バスを導入した際のメリット、デメリットも含めてお示しください。
公共交通に不便を感じる地域では、御高齢者は、バスの便が少ない、地下鉄の乗換えも難しいと、タクシーに頼らざるを得ません。これまでも、片道三千円、往復六千円をかけて病院へ行くとのお話も伺いました。また、運転免許証の返納を考えているが、あまりにも公共交通が不便で尻込みをしているとの声も多く聞かれました。そんな中、タクシーの初乗り料金が五月三十一日以降、六百八十円から七百十円に値上がりいたしました。乗車距離も百メートル短くなりました。ますます不安を感じるところであります。
これまで公明党仙台市議団では、地域交通の重要性を訴えて、みんなで育てる地域交通乗り乗り事業をリードしてまいりました。燕沢、坪沼、新川などで地域交通が市民の移動手段を確保できていることは希望となっています。現在、地域交通への本市の財政負担はどの程度になっているか、過去三年間の推移と今後の見通しについてお示しください。
一方で、今後、地域交通の課題として、規模を大きくしたり運行頻度を増やしたりすれば人件費も増加するため、仙台市の負担金が増えていくという不安感も拭えません。そこで考えられるのは、自動運転バスです。今は導入に相当な費用がかかることが予想されますが、開発競争、価格競争が起これば、将来的にはお手頃な価格で導入、運用ができると予想されます。また、車両を増やしても人件費が増えていかないという構造も魅力的です。茨城県境町は人口約二万四千人の小さな町ながら、二〇二〇年十一月に自動運転バスを実用化、オペレーターが同乗するレベル二の定常運転を開始しました。自動運転バスは、高齢化が進む地方の交通弱者を救済するために有効な手段として期待が高まっております。
そして、この五月には、オペレーターが同乗しない無人のレベル四に対応する新型車両を公道を走る路線バスに導入する計画で試乗会が行われました。車両は八人乗りの小型バスで、ハンドルとアクセルがなく、最高速度は時速二十キロ、百メートル先を検知できる七つのセンサーと八つのカメラで周囲の状況を確認するということであります。開発会社は、レベル四が実現すればドライバーの人件費が圧縮され、同じコストでより多くのバスを運行できるようになります、日本は地域の公共交通機関を中心にドライバー不足が深刻化しています、これから自動運転バスによる新しい社会のモデルをつくっていき、二〇三〇年には一万台の自動運転バスを日本全国に普及させていきたいですと語っておりました。
私は、令和三年、四年と、スーパーシティ構想の質問をし、その答弁で市長とまちづくり政策局長から、若林区沿岸地域で自動走行車両の可能性について言及をいただいております。自動走行車両には様々課題があり、直ちに公共交通、地域交通の課題をクリアできないことは承知いたしておりますが、将来的な技術革新を見据えて、永続的な公共交通の可能性の火を消さないようにする取組が必要と考えます。例えば、市営バスの結節路線、フィーダー路線をカバーするような地域で自動運転バスの実験をするとか、六郷東部で検討が開始された地域交通で実験的に導入してみるのはいかがかと思います。他都市では、先行事例が続々生まれてきております。スーパーシティに手を挙げている本市は、当然、早急に本腰を入れて研究すべきです。御所見を伺います。
次に、仙台市営荒井東住宅のハト問題について伺います。
近年、荒井東住宅のベランダや廊下、憩いの共有スペースにハトが居座り、巣を作ったりしてしまう現象が起こっております。市営住宅のハト問題は他の市営住宅においても同様な問題が発生していますが、これまでどのような対応と対策を実施しているのか、伺います。
荒井東住宅では、ベランダ、廊下、憩いのベンチの周りはふんだらけとなり、ふんは乾いて舞っていくなど、衛生上も深刻な状態です。住民は、毎日、ハト撃退の対策を練っており、きらきら光るものをぶら下げたり、CDをつるしたり、フクロウや猫の置物を置いたり、工夫をしております。しかし、ハトはすぐ慣れてしまい、油断するとエアコンの室外機の裏に巣を作り、ひながかえっていたりしております。ともかく、ベランダの手すりもふんだらけになるため、洗濯物を干すのも大変です。あらゆるところに百円ショップで買ってきた猫よけとげとげシートを張っている家庭が多いです。しかし、ベランダ全てをとげとげにできないため、全てを排除できずにおります。そこで、ベランダ全てを防鳥網、鳥を防ぐ網で覆ってしまう家庭も出てきております。効果はてきめんですが、費用が高額であること、結局、ほかの家のベランダに入っていってしまうのが難点であります。また、共有部分の廊下も局地的に大きな被害があります。たまたま自宅の前の廊下がハトのたまり場になってしまうと大変です。掃除をしても掃除をしても、ふんをしていきますので、毎日格闘されています。少しでも放置すると、ハトは安心して、さらに図に乗って勢力を増してくるからです。住民は毎日毎日のことでいっぱいになり、ハトの鳴き声を聞くだけでノイローゼになりそうと語っておられました。
以前の要望により、一号棟の十一階エレベーター前の憩いのスペースに設置された防鳥網が見栄えもよく、効果も抜群であったとの声があります。一号棟、二号棟、全てのエレベーター前スペースに設置することを求めますが、御所見を伺います。
また、本来なら全てのベランダに防鳥網設置を求めたいところではありますが、まずは共有スペースの廊下で最もハトが好んで居場所とする換気扇上部にとげとげシートのようなものを設置することを求めます。住民が自ら設置している場合も多くありますが、本来は共有スペースであり、御年配の方はあの高い位置に設置することが難しいからであります。大震災によって沿岸部から引っ越して安らかに暮らしていただきたいところを、毎日、ハトとの格闘ではあまりにも理不尽です。安心して暮らせる日が来るまで対応を続けることを求めます。御所見を伺います。
次に、宮沢根白石線について伺います。
待望の開通となりました。仙台一高前を通り、穀町を抜け、南材から河原町まで細い道を抜けていかなくてはならなかったところ、榴岡から一直線に河原町まで抜けることができて大変に便利です。新しい宮沢橋が完成すれば、直接、二百八十六号線とつながり、宮城野区から若林区、太白区へと続く重要な道路へと成長していくものと思われます。
しかしながら、開通した宮沢根白石線と昭和市電通りの舟丁交差点は、宮沢根白石線の長町方面への左折レーンにおいて、朝夕のラッシュ時間になると大変な混雑となっております。通常は二、三分で通り抜けられるところ、先日は同じ道程が十五分ぐらいかかりました。時間帯によって、あまりの落差に困惑の声が聞かれます。今後、どのような対応をするおつもりか、伺います。
また、連坊小路交差点北側の横断歩道においては、御高齢の歩行者が横断歩道を渡り切れない問題が起きております。これまでは、定禅寺通のように中央分離帯の中央部に広い待機スペースがありました。このため、歩行者は青信号の残り時間を気にすることなく横断を始め、途中で青信号の点滅が始まっても待機スペースで次の青信号まで待つことができました。しかしながら、宮沢根白石線の開通に当たり、中央分離帯を縮小して待機スペースがなくなったため、青信号に切り替わり、一定の時間が経過した後に横断を始めると、渡り切れない状態となっております。この交差点は、付近の中では最も人通りが多い地下鉄連坊駅から連坊商興会へと続く通りです。御高齢の歩行者が横断歩道を渡り切れない問題について、信号機も含めた何らかの対策を求めます。御所見を伺います。
最後に、平成三十年、小学二年生母子の死亡事案について伺います。
市長は、先日、固い意志を持って再調査を否定したように見受けます。私は、大きなショックを受けました。多くの市民も疑問に思っていると思います。御遺族は、なぜこの答申を見て再調査を依頼したのでしょうか。どこが足りなくて再調査をしてほしかったのか、御当局はどのように受け止めたのか、伺います。
御遺族は、いじめと母子の心中の因果関係に触れられていないと訴えたとの報道がありました。なぜ自分の妻と娘が死ななければならなかったのか、それが知りたかった。至極当然なことだと思います。遺族が調査を強く求めたいじめと死の因果関係に関して、市は市教委が専門委員会に諮問した調査事項に入っていないことから、再調査に必要な事項と認めませんでした。担当者は、いじめ防止法に基づく調査で、因果関係の判断は対象とされていないと語ったとの報道がありました。
私が伺いたいのは、諮問した調査事項を変えて再調査することはあり得なかったのかということであります。今回は不登校重大事態ですが、死にたいよとメモを書いた時点で生命心身財産重大事態として捉えるべきであったと思います。生命心身財産重大事態であれば、いじめと死の因果関係は調査事項に入って当然ではなかっただろうかと考えますが、御所見を伺います。どうしても調査事項に入れられない理由があるなら、それもお示しください。
私は、十二月の調査報告書答申の、おわりにがいじめ専門委員会の結論だと考えます。そこには、こう書かれております。どうすればこの結果を防げたと思うかという質問をしたが、これに対して明確な答えを述べた者はいなかったとあります。全ての再発防止策も書き尽くされた上に、明確な答えがないということは、どんな対策を施しても防げなかったとの結論に見えます。それは、これから未来の事案も防げないことを意味します。私は、そのような表現になった理由は、策ではなく、私たちの心の問題だからだと思います。
おわりにのその前の文にはこうあります。この母子がそのような事態に陥るほどの絶望へとなぜ追い込まれてしまったのか、真摯に問い続ける必要があると。この一点において、再調査をするということも含めて、真摯に問い続けていかなくてはならないと信じます。諮問した調査項目を追加、変更して、再調査を求めます。御所見を伺います。
なぜ母子が追い詰められたのか。そして、このたび、どうして御遺族である父親を追い詰めるようなことをしてしまうのか。御遺族は、いじめられた側なのです。どうして仙台市としてこのような冷たい対応をしてしまったのか。二年生の女子児童、いじめられた側なのに、先生に、あなたにも原因があるよと言われ、話を最後まで聞きなさいと叱られ、泣きながら謝罪と握手をさせられたとのこと。冷たい対応ではなかったでしょうか。娘が元気をなくし、衰弱していくのを見ていられないと必死なお母さんに関係家族との話合いの場を求められても先延ばしにしたり、相手の母親にメモを見せてしまうなど、心ない対応をしなかったでしょうか。そして、御遺族である父親には、妻と娘を失った原因を知りたいとの希望も許さないとの対応は冷酷ではなかったでしょうか。これは、三人の御家族に対するいじめへの加担とも言えないでしょうか。私は、せめて御遺族に仙台市の対応の不備は謝罪をしてほしいと思います。母子をここまで追い込んだのは、当時小二の少女ではあり得ません。本当の原因は、いじめに関わった本市の担当者が寄り添うようにして、冷たい態度を取ってしまう心にあると考えます。いじめは、いじめる側が一〇〇%悪い、絶対的にいじめられた側の味方になるとの気持ちでこの問題に取り組む仙台市の対応がなかったことにあると考えます。
答申の中に、仙台市の一つ一つの対応の誤りについては書かれてあります。誤りがなかったとは絶対に言えないはずです。御遺族は、ただただ、どうして妻と娘が亡くなってしまうまで追い込まれたのかが知りたいはずです。母子が死へと追い込まれた理由、それはいじめられた側に寄り添うようにして、寄り添っていなかった私たちの対応の誤りがあったとお伝えをしながら、御遺族に謝罪の場を設けてもらいたい、そう願い、求めるものです。市長は、今後どのような対応をするおつもりか、市長の答弁を求めます。
以上、明快な御答弁を求め、私の第一問といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)

◯市長(郡和子)

◯市長(郡和子)ただいまの竹中栄雄議員の御質問にお答え申し上げます。

まず、本市の交通体系におけるフィーダー化に関する基本的な考え方についてでございます。

今後の人口減少や高齢化の進展を踏まえまして、本市が目指す鉄道を基軸とした機能集約型の都市づくりにおきましては、交通体系の構築に当たって、定時性と速達性が高い鉄道を最大限生かした鉄道駅に接続するバス、つまりフィーダーバスの役割が重要だということだと認識をしていますし、引き続き持続可能な公共交通ネットワークを支えるこのフィーダーバスの利用促進や利便性を図っていくことが重要でございます。市民の皆様方が快適に移動できる環境整備に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

それから、平成三十年、小学二年生女子と母親の死亡事案に係る今後の対応についてお尋ねがございました。本件に係る答申がなされるまでの長い期間、御遺族にはとても不安なお気持ちでお待ちいただくことになったこと、本当に申し訳ないと考えております。また、先日、御遺族とお会いした際に、私からも直接、弔意をお伝えいたしました。

答申の中で指摘されております学校や教育委員会の対応につきまして、大変重く受け止めているところでございまして、専門委員会からの提言を踏まえ、いじめ対策が確実に実行されるよう、その検証と不断の見直しを今後も図ってまいります。

先般、教育委員会では、いじめ防止等対策を取りまとめたところでございますが、私といたしましても、いじめは決して許さないという強い決意の下、市を挙げていじめ事案への対応に邁進してまいりたいと存じます。

そのほかの御質問につきましては、交通事業管理者並びに関係局長から御答弁申し上げます。

以上でございます。

◯まちづくり政策局長(梅内淳)

◯まちづくり政策局長(梅内淳)自動走行に関するお尋ねにお答えを申し上げます。

自動走行につきましては、限られた人的資源での移動手段として期待をされており、本市におきましても、これまで東北大学と共に技術的な検証を行ってまいりました。この間、大学側の人事異動などもあり、協議が停滞した時期もございましたが、現在は昨今のカーボンニュートラルの観点も踏まえ、まずは低速のEVモビリティーを導入した上で、段階的に自動走行を導入していくといった手段の可能性などについて、大学や企業と意見交換を重ねているところでございます。自動走行の実用化に向けましては、コスト面に加え、導入済みの自治体においても、現時点では時速二十キロ以下の低速度での運用にとどまるなどの制約もございます。今後とも、技術の進展や地域の実情を踏まえながら、導入に当たっての課題解決に向けまして、知見を有する東北大学や各関係の企業と共にその可能性を模索してまいる考えでございます。

以上でございます。

◯こども若者局長(白山幸喜)

◯こども若者局長(白山幸喜)私からは、いじめ重大事態に関する再調査についてお答えを申し上げます。

本事案につきましては、保護者の方からは調査資料の信頼性に疑問を持たれていることや、いじめと母子の死亡との因果関係が調査事項に入っていない、このことを主な理由として再調査を要望されたものと受け止めてございます。再調査の対象につきましては、法の規定により、専門委員会における調査の結果について調査を行うことができるとされておりますので、専門委員会における調査項目を変えての再調査は行うことができないものでございます。

私からは以上でございます。

◯都市整備局長(反畑勇樹)

◯都市整備局長(反畑勇樹)私からは、都市整備局に係る数点の御質問にお答えいたします。

まず初めに、地域交通への財政負担の推移と今後の見通しについてでございます。地域に対する支援といたしましては、運行計画検討に係る専門家派遣や運行経費等の補助などを行っており、過去三年間の推移は、令和二年度が二千六百二万円余、令和三年度が三千四百三十七万円余、令和四年度が四千三百六十六万円余となっております。今後の見通しといたしましては、今年度、新たに三地区で検討が始まるなど、運行地区数の増加に伴い、財政負担の増加が想定されているところでございます。地域交通は住民自らが主体となって移動手段を確保するものでございまして、鉄道や路線バスなどの公共交通を補完する重要な取組でありますので、引き続きしっかり支援してまいりたいと存じます。

次に、市営住宅におけるハト問題に対するこれまでの対応と今後の対策についてでございます。ここ数年、御指摘いただきました荒井東住宅をはじめ、一部の市営住宅においてハトによる被害の相談が増加傾向にあり、これまでも住民の方より相談いただいた際には、共用部等の清掃、防鳥ネットの一部設置など、様々対策を講じてきたところでございます。引き続き、御提案のありました対策も踏まえ、どのような対策が効果的なのか、住民の皆様とも相談しながら、被害の解消に向けて必要な対策に取り組んでまいります。

私からは以上でございます。

◯建設局長(佐藤秀樹)

◯建設局長(佐藤秀樹)私からは、初めに舟丁交差点の渋滞対策についてお答えいたします。宮沢根白石線の開通後、舟丁交差点におきましては、長町方面への左折レーンが一車線であることから、朝夕の時間帯に渋滞が発生している状況でございます。そのため、現在、左折レーンを一車線から二車線に増設する対策について、宮城県警と実施に向けた協議を行っているところでございます。協議が調い次第、速やかに工事を実施し、渋滞の解消を図ってまいります。

次に、連坊小路交差点の横断に関してでございます。当該交差点では、宮沢根白石線の開通後、青信号の途中で横断歩道を渡り始めた際に渡り切れないことがあるとの声をいただいているところでございます。歩行者の青信号時間は、信号の切り替わり後すぐに横断を始めた場合に確実に渡り切れるよう設定されております。このため、無理なく横断ができるよう、現在、青信号の経過時間を表示する信号機の設置について宮城県警に検討いただいており、引き続き地域の皆様の御意見を伺いながら対応してまいります。

私からは以上でございます。

◯教育長(福田洋之)

◯教育長(福田洋之)平成三十年に発生した小学二年生女子児童のいじめ事案の調査事項についての御質問にお答えいたします。

本事案については、昨年十二月の答申におきまして、睡眠障害などの体調不良が見られ、その意味で生命心身財産重大事態の可能性が示されましたが、自死の企図は確認されませんでした。また、欠席の原因についてはいじめであるとの判断が示されましたことから、これらの状況を踏まえ、教育委員会として不登校重大事態と認定したものでございます。法令やガイドラインでは、いじめによる重大事態の場合、いじめの事実関係、学校、教育委員会の対応を調査することとなっております。本事案におきましても、これらにのっとり調査事項を設定したものであり、御指摘の因果関係の調査についてはこれを超えるものと判断したところでございます。

以上でございます。

◯交通事業管理者(吉野博明)

◯交通事業管理者(吉野博明)私から、交通局に係る数点の御質問にお答えをいたします。

まず、若林区内における東西線開業後のバス路線についてでございます。平成二十七年の開業に当たりましては、地下鉄沿線の各駅に近い地域や結節によって移動時間の短縮が図られる地域等については地下鉄結節を基本とし、その他の地域についてはそれまでの路線を残す形で再編を行っております。若林区内を運行しておりました九路線のうち七路線におきまして、平日では約八割弱の便を薬師堂駅または荒井駅に結節とし、残りを都心直行便といたしたところでございます。開業当初は、地下鉄に結節した路線の地域の皆様方からは都心部への直行便に係る御要望が多く寄せられておりましたが、地下鉄への乗換えの定着が図られる中で、以前よりは要望は少なくなってきているものと受け止めております。しかしながら、現在でも、地域での意見交換会等におきましては直行便に係る御要望もいただいているところでございます。

次に、東西線建設の七路線についてでございます。東西線開業による駅勢圏の形成に伴い、定時性、速達性に優れた地下鉄利用への転換が図られるとともに、結節したバス路線についても、時間に縛られず、移動の自由度が高い徒歩あるいは自転車等への転換も併せて進んだこと等によりまして、利用者数については減少傾向にございます。地下鉄にバスが結節する本市の交通体系の構築に向けて、乗換えを考慮したバス時間の設定や東西線結節駅周辺バス均一運賃制度の実施に取り組んでおりまして、あわせて地域の御要望を踏まえまして、一部運行している都心部への直行便の維持についても努めてまいりたいと考えております。

最後に、市バス路線の小型バス導入についてでございます。小型バスは、大型バスでは運行ができない狭隘な路線を運行することが可能であるほか、車両購入費あるいは燃料費において経費の抑制が期待されます。一方で、現在の若林区内で運行する九路線におきましては、限られた車両数を最大限運用することで効率化を図っているところでございまして、日中のみ運行する小型バスを導入となりますと、その分、車両数が増えることになるために、現在のバス事業の厳しい経営状況の中では対応が難しい状況にございます。

私からは以上でございます。

◯七番(竹中栄雄)

◯七番(竹中栄雄)御答弁ありがとうございました。再質問させていただきます。
二点です。市長にお伺いをします。
先ほど、市長に謝罪の機会を求めさせていただきましたが、実際、市長からは、先日、直接お会いして弔意を伝えたとお話が今あったかと思います。私はやはり謝罪の場を設けたほうがいいのではないかと。前回は弔意を伝えて、そして調査をしないということを伝えておられたと思うんですけれども、今回、仙台市の対応にはやはり不備があったので、それをしっかりとお伝えしておわびをするということは必要ではないかと伺ったところなので、そこについてもう一度お伺いをできればと思います。
あと、いじめと死の因果関係については調査事項にできないというか、されていないというところについてですが、これまで恐らくいじめと死の因果関係の調査項目に入ったことは三回ぐらいあると思われます。しかしながら、今回はどうして調査に入らなかったのかというか、どうしても入れられなかった理由があるのかどうかを先ほど聞いたので、そこについての答弁をお願いいたします。

◯市長(郡和子)

◯市長(郡和子)お答えいたします。

この事案において、お二人の貴い命が失われたことにつきましては、私としても大変重く受け止めているところでございます。その上で、なぜ親子をこのような事態に追い込んでしまったのかということについても、専門委員会の中でも、先ほど御紹介もございましたけれども、誰しも明確な答えが出せなかったということでございます。大変厳しい状況に置かれている御遺族の思いというのも分からないわけではございません。しかしながら、今般、あらゆる資料を丁寧に審査をされた上で、そのような答えが導き出されたところでございます。私といたしましても、先ほどその因果関係ということがありましたけれども、法に基づかない調査につきまして、行政の枠を超える、大変限界があると考えているところでございます。

◯教育長(福田洋之)

◯教育長(福田洋之)重大事態に係る調査事項につきましては、法令及びガイドラインにて示されております。その法令やガイドラインにのっとり今回の調査事項についても設定をしたところでございまして、その趣旨に照らしたときには今回の場合は該当しないであろうという判断をしたところでございます。

以上でございます。

◯七番(竹中栄雄)

◯七番(竹中栄雄)基本的には、理由というのは、今回の原因は何なのかというところを聞きたいと。原因は、やはり今回の答申で明確なわけです。基本的には対応にやはり不備があった、それがたくさん書かれております。その不備をしたのは誰なのかというところです。そこの原因について謝罪をしないというのは、そこにすごくもういじめの根本の問題があって、誰が悪かったのか、そして、そこに仙台市に不備があるのであれば、そこに謝るという、ごく自然なことができなければ、それはいじめってなくならないと私は思うので、聞いております。再度、そこについて伺います。
あともう一つ、私が教育長に聞いている話も、基本的にはどうしてもここにのせられなかった理由を聞いていて、のせないものだと思いましたということではなくて、どうしてものせられない理由があったなら、それが何だったのかということを聞いていますので、もう一度お願いいたします。

◯市長(郡和子)

◯市長(郡和子)では、教育長が答弁する前に私からです。

先ほど紹介されましたけれども、私どもが今般のこの事案について真摯に問い続けなければならないと、これは竹中議員がおっしゃるとおりだと思います。だからこそ、様々な面でいじめをなくしていくんだという思いで、様々な施策を推進してきているところでございます。また、学校と親御さんたちの間でのいろんな行き違いということが生じた場合、大変深刻な状況に陥ることになるわけですから、そうならないようにということで、この問題については市長部局のほうでも様々対応を取るようにいたしました。そして、事、この件につきましては、今回出されてきた答申に基づいて、教育委員会としてもしっかりとした対応を取っていくんだということでございますので、二度とこのようなことが起きないように私どもも最大限努力させていただく、そのことをもって皆様方にお示しをしたいと思うところでございます。

◯教育長(福田洋之)

◯教育長(福田洋之)調査事項につきましては、法令、それからガイドラインに沿った形ということになりますけれども、重大事態の点については、例えば児童生徒が自死を企図した場合、身体に重大な障害を負った場合といった項目が示されております。今回の場合は、それを超えるものということで判断をしたところでございます。私どもとしては、今回答申の中でいろいろと示されている学校、それから教育委員会の対応につきましては、しっかりと指摘を受け止め、防止の対策も私どもで立てた上で、しっかりとそれが実効性のあるものになるように努めていきたいと、そういったことで考えております。

以上でございます。


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)