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2023-03-01

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 令和5年度 予算等審査特別委員会(第4日目) 本文

議会ウォッチ 2023-03-01
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯竹中栄雄委員  私からは子ども食堂の予算について伺います。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  私からは子ども食堂の予算について伺います。
私は昨年の予特において、新年度以降の子ども食堂助成の拡充について質問させていただきましたが、今回の提案内容のあまりのグレードダウンに驚いて失望しているところであります。確認ですが、これまではどのような内容だったか、今回からどのような内容になるか、お示しください。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  現在の助成制度は平成30年度から今年度までの時限で創設し、2か月に1回以上の開催を要件として、助成上限額は継続団体で25万円、助成割合は助成回数に応じて最大5分の4から2分の1まで逓減するものでした。

令和5年度につきましては、時限としていた事業を改めて実施するに当たりまして、特に子供の居場所や見守りの場としての機能を重視し、開催回数の要件を見直しまして、月2回以上の団体に対し30万円を上限に、助成割合は助成回数にかかわらず対象経費の2分の1としたところでございます。

なお、令和5年度につきましては、経過措置として月1回の場合でも15万円を上限に助成対象としております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  本当にグレードダウンしているんですが、これまで子ども食堂運営者のどのような声を聞いて、どのようにこの施策に反映させたのか伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  子ども食堂運営団体の皆様からは、ネットワーク会議の場などにおきまして、助成制度の継続や申請手続の簡略化、子ども食堂助成金を受けている団体に対する市民センター利用料の減免の継続を求める御意見などをいただいておりました。

そうした声も踏まえまして、子供の居場所づくりを進める観点から助成制度を継続することとし、令和5年度の助成金申請書類について簡素化を図ったところでございます。

また、市民センター利用料の減免についても関係局と調整し、令和4年度までの取扱いを継続できるようにいたしました。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  それでは、子ども食堂の運営者から、助成額の減額はしないでほしいとか、使用できる費用の規制を緩和してほしいなどの声はありませんでしたか。伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  子ども食堂運営団体の皆様からは、助成制度の継続と拡充を求める御意見や、交通費の計算を簡素化してほしいなどの御意見をいただいたところです。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  これまで2か月で1度開催すれば条件となっていたものを、1月に2度以上としました。年6回やらなくてはいけなかったところが、今回から年24回やらなくてはいけません。4倍です。どうしてですか。お伺いします。

◯宮野子供未来局次長兼子供育成部長

◯宮野子供未来局次長兼子供育成部長  助成制度の創設当時は、まず団体の新規立ち上げを促すという観点から、事業開始から軌道に乗るまでの負担軽減に重きを置きまして、2か月に1回以上の開催という要件を設定したものでございます。

今般の新たな制度の検討に当たりましては、事業本来の趣旨である子供の居場所としての機能や、地域における継続的な見守りという観点をより重視いたしまして、そのために必要と考えられる開催の頻度に着目し、開催回数の要件を見直したものでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  それでは、これまで申請した団体総数と令和4年度での申請団体数をお示しください。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  平成30年度から令和4年度までの5年間において助成申請のあった団体は計61団体です。そのうち、令和4年度に申請のあった団体は40団体となっております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  令和4年度申請団体で、1月に2度以上もしくは月1回以上開催できている運営者はどれぐらいいるか。それぞれ伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  令和4年度に助成申請のあった40団体のうち、月2回以上開催している団体は13団体、月1回以上2回未満開催となっている団体は19団体でございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  この施策をこのまま運営すれば、子ども食堂は大幅に減ってしまうのではないかと危惧するものですが、御認識を伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  新たな助成制度では、子供の見守りを行い、子供が安心して過ごせる居場所を提供するという事業の本来の趣旨に沿った活動を行う団体に対して助成を行うものとなっております。現状の開催回数では、新たな助成制度の要件を満たさない団体につきましても、子供の居場所としての趣旨を御理解いただいた上で、要件を満たす形で事業を実施いただけるよう、ネットワーク会議において運営ノウハウを共有するなど、必要な支援を行ってまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  助成額のほとんどは食材費になっています。足りない分は食材、無料でもらえるところに奔走したり、ボランティアさんがカンパをして集めなくてはいけません。今までの事業では助成額が5分の4、3分の2、2分の1と段階的に助成額が引き下げられてきましたが、5年目からは2分の1となります。こうなると、運営するのに非常に困難だったとの声を私は受けていました。
今回は最初から2分の1という助成になっています。食材費が深刻な事態に陥ると思います。本当にそういう意味では、上限は決めるものとしても、必要分は全額助成してもいいものだと考えますが、御所見を伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  本市の制度は、子ども食堂運営団体の自主的、主体的な活動を支援するものであることから、必要となる経費について一定の割合で助成することとしております。現在の制度では、最終的に運営への助成として、2分の1の助成としていることを踏まえ、新たな制度においても2分の1の助成を行うものでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  どうしても助成できないというのなら、無料でもらえる食材調達の仕組みが必要ですが、そのような仕組みはありますか。伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  仙台市社会福祉協議会におきまして、フードドライブ事業により集められた食料品や企業などから頂いた寄附物品を各団体の希望により配付しております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  社協に日時を指定すれば生鮮食料品を届けてくださるような仕組みとなっていますでしょうか。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  仙台市社会福祉協議会に集められた生鮮品以外の食料品の情報を各団体にお伝えし、希望する団体の方にお受け取りに来ていただく仕組みとなっております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  仙台市のフードドライブには生鮮食品は寄附することはできない仕組みとなっています。しかし、子ども食堂は生鮮食品が必要となります。今の社協の仕組みでは、確実に食材が手に入るかどうか分からないという課題があります。
月に2回、大人数の食材が必要になるということは大変な問題であります。例えば、月の2日間、日時を指定しておけば生鮮食料品をそろえてもらえる仕組みがあれば安心ですが、そのような仕組みを構築することを求めます。御所見を伺います。

◯子供支援給付課長

◯子供支援給付課長  食材、特に生鮮食品の調達の仕組みを構築することは、衛生上の問題に加えまして、必要とする食材が運営団体により異なる中、課題があるものと認識しておりますが、団体にとって、より食材調達がしやすくなるような工夫や食材提供元との連携などについて幅広に検討してまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  これは本当に難しい問題です。長引くコロナ禍、物価高騰の昨今、子供の貧困問題が今一番深刻な事態に陥っています。市長、副市長、また財政局長、もう一度ちょっと考え直していただきたいと思います。
子育てといえば明石市ですが、明石市は子ども食堂の団体に、まず市がほぼ無条件で年間5万円を出します。また、1回開催することに条件ごと、2万円、3万円ともらえるんです。月最大10万円ぐらいもらえます。年間では130万円助成されます。何分の1とかないです。全額出ます。
泉市長とひろゆきの対談をちょっと読ませてもらいます。市長はこう言っています。市はお金を出すけれども運営はお任せしますというスタンス。例えば、食材を買うのでも領収書などの提出は一切不要にしているんですよ。全国でも珍しいと思うけれども、市民を信頼しているから細かい部分はあまり介入しない。仮に、何らかのトラブルが起きたとしても、責任は行政が取るし、失敗してもいいから頑張ってみてくださいというのが明石市の特徴です。ひろゆきさん。確かに役所が自前で人件費を使って運営するのに比べたら断然コスパはいいですよね。市長。そうなんですよ。公務員の給料を考えたら、市民の皆さんにやってもらったほうがよっぽどコストがかからない。明石市の人口は30万人ですが、市役所の職員が30万人いるイメージですねと言っています。
明石市は、まさにこども財団に委託し、子ども食堂への助成をしています。仙台もこども財団を立ち上げようとしていますが、この中身が全然違うように見えます。本市の子ども食堂の予算、本市980万円余りです。明石市の令和4年度の予算額は3200万円です。3倍。人口30万人都市と考えれば仙台より9倍以上のお金をかけています。単に子供財団をつくればよいというのでは、形だけをまねるのでは駄目なんです。中身が大事なんです。明石市は人口30万人で、全小学校28校区に子ども食堂開設を目指して、全校区どころか45団体まで増えています。
仙台市は118校区ですが、これで何校区まで行くのかと思います。どうなることでしょうか。
こども家庭庁が発足し、本市でも、こども若者局が立ち上がるときに、子供の未来に投資ができないというのはおかしいです。仙台市長、本当に決断のときだと思います。大型の予算を確保して、子ども食堂に全面支援をすべきだと思いますが、御所見を伺います。

◯市長

◯市長  明石市の泉房穂市長についてはよく存じ上げております。様々な面で日本の子育て施策を先導してこられた方でいらっしゃるし、私も尊敬をしております。そういう意味では、今、委員御指摘のように、本市は随分とちっちゃいなということも改めて思うところでございますが、こども財団については箱だけつくるということではもちろんございません。

そういう意味では、少しどういうふうに子供を真ん中にできるような、そんな社会をつくるために、どのように対応できるのか考えてまいりたいと思います。

その上で、御質問の子ども食堂への助成制度でございますけれども、御承知のように、子供の居場所づくりの一環として実施をしてきたところでございます。今回この事業の時限の制度、これが終了するタイミングを迎えました。そこで、子供の居場所や見守りの場としての本来の役割を強化する観点から、子供との信頼関係を築くことが期待できる月2回以上の開催を要件として助成をするということとして、継続をするということにいたしたものでございます。

いろいろ考えた上でのことでございますけれども、しかしおっしゃられるように今、食糧費も高騰している中でございます。また、いろいろ食材を調理する上でも、いろんな値段、エネルギー価格の上昇にもあって、大変な苦労をされながら子ども食堂を運営されている方々、御努力いただいているんだと思います。

今般は、困難を抱えるお子さんや家庭が孤立することのないように、子ども食堂のほかにアウトリーチ支援などを通じました定期的な見守りなどを行うことにもしております。必要な、そして支援につながるように取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

市長の判断だというふうに力強くおっしゃっていただきました。子ども食堂を運営する皆様方も大変温かいお気持ちで運営をなさっているんだというふうに思って感謝をしているところでございます。今般、回数を月2回というふうにいたしましたけれども、激変緩和といいましょうか、それまでの間は少し余裕を持たせていただいているところでもございます。ぜひ御理解をいただいて、そのほかの施策も併せて子供の貧困対策、対応してまいりたいと存じます。

〔佐藤和子委員、質疑席に着席〕


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)