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2023-02-28

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 令和5年度 予算等審査特別委員会(第3日目) 本文

議会ウォッチ 2023-02-28
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯竹中栄雄委員  私からは、市民費中、文化振興費について伺ってまいります。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  私からは、市民費中、文化振興費について伺ってまいります。
まずは、音楽ホールについて伺います。
今月、音楽ホール関連シンポジウム、ホールの楽しみ~「響き」を巡って~が開催され、有識者からの基調講演やパネルディスカッションが行われました。具体的にどのような話がなされたのか、伺います。

◯文化企画推進担当課長

◯文化企画推進担当課長  このシンポジウムは、劇場計画研究者、音響コンサルタント、指揮者という三つの異なる立場の専門家をパネリストとし、ホールや文化芸術の魅力を探るという趣旨で開催したものでございます。

パネリストの皆様からは、例えば仙台フィルや仙台国際音楽コンクールは世界に誇れるものであり、それらを有する都市に新たなホールができることは大変喜ばしいというお話や、これからの劇場は誰もが集う広場のような場所でなければならないなどの御意見を頂戴いたしました。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  有識者から大変有益な御意見を頂戴したということでした。もう少し、どのような御意見があって、当局ではそれをどのように受け止めたのか、伺います。

◯文化企画推進担当課長

◯文化企画推進担当課長  今回、パネリストということで、劇場計画研究者、それから音響コンサルタント、指揮者という三つの異なる立場の専門家から御講演をいただいたというところでございます。

劇場計画研究者の本杉氏からは、ホールの編成について御紹介をいただくとともに、これからの劇場は、広場として多くの人が集まるような施設にしていく必要があるといったようなお話をいただきました。また、音響コンサルタントの小口氏からは、ホールの音響を設計するということで題しまして、ホールの音響のよしあしの考え方などを御紹介いただきましたし、指揮者の広上氏からは、質問に答えるという形で、これからの音楽ホールの在り方などについてお話をいただいたというところでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  音楽ホールは、誰もがいつでも集える環境をつくるとおっしゃっていた方のお話が、私としては印象に残りました。また、指揮者の広上淳一さんは、川の向こう側にももう一つ大きな市街地をつくるぐらい、ぜひ仙台市には頑張ってほしいと、そういう趣旨のお話があったかと思います。
この複合施設内には、カフェ、レストランを造るとは思いますけれども、この複合施設内でお食事をしたりしますと、そのまま帰ってしまいます。この青葉山付近は、にぎやかなまちづくりという雰囲気は現在ないんですけれども、例えばこれを機に一帯を開発して、飲食店、またホテルなどの誘致、まちづくりも考えたらどうかと思います。にぎわいの核となるような地域としたらどうかと思いますが、御所見を伺います。

◯文化観光局長

◯文化観光局長  現在策定中の仙台・青葉山エリア文化観光交流ビジョン、この中におきまして、音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点の複合施設は、広域からの集客、それから都心も含めた町全体の活性化に寄与する大変重要な施設というふうに位置づけております。

本ビジョンでは、青葉山エリア内の魅力を高めるレストラン、カフェなどの立地促進や、都心との回遊性の向上なども取組の方向性としてお示しすることとしておりまして、ビジョンの実現を通じて、このエリアが都心と共に仙台の町の発展を牽引していけるよう、努めてまいりたいというふうに存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  先日、文化芸術・スポーツ振興調査特別委員会で、立川市のGREEN SPRINGSというところを視察いたしました。国営の昭和記念公園の隣に2,500席規模のコンサートホール、これが中心にあって、それを中心としたすてきでおしゃれなまちづくりがなされておりました。カフェ、ショップ、有名な飲食店、そしてホテルが並び、子供の室内遊び場、ミュージアムも併設をされておりました。こういう場所であれば自然に人が集まってくる環境だな、そのように感じました。
仙台でも、ショップやおしゃれな町並みを歩いているうちに、西公園を通って定禅寺通へと歩いていった、自然とそういう流れができるような回遊性が必要なのではないかと思います。そもそも県民会館跡地や商業地に造るべきだったという声も多くあるホールですので、ぜひ期待をしていきたいと思っております。
ところで、無料のコンサートを開催できるようなスペース、この音楽ホールには造るつもりがあるのか伺います。

◯文化企画推進担当課長

◯文化企画推進担当課長  先月開催いたしました国際センター駅北地区複合施設基本構想に関する懇話会におきまして、施設概要の案をお示ししたところでございます。エントランスロビーは1,000平方メートル以上の面積としており、演奏、パフォーマンスなど、施設ににぎわいを生み、エリア全体の魅力向上につながるような取組も行える空間を想定しております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  先ほど御紹介した立川市のコンサートホールですけれども、ステージガーデンという名前なんですが、ここは日本一開かれた劇場を目指しているということで、ちょっと言葉では伝えにくいんですが、後部座席の後ろが全開するようになっております。そこの外には野外劇場のようなものがあって、そこが一体化されるというハイブリッドホールとなっておりました。非常に特徴的で、野外と室内が一体化されるコンサートホールという、特殊な、特徴的な目玉となるものでしたが、仙台市もやっぱりこういう目玉となるものが必要だと思いますが、そのようなものを考えているかどうか伺います。

◯文化観光局長

◯文化観光局長  本市の複合施設につきましては、現在、基本構想の策定段階ということでございますけれども、この施設は豊かな自然や歴史資源などを有する青葉山エリアに立地しまして、広瀬川にも面するということで、この周辺環境を生かした施設というふうにしていくことが重要ということは考えているところでございます。

また、先ほど子供というようなキーワードもございましたけれども、この複合施設におきましても、乳幼児を含む子供たちが様々な文化芸術を体験できて、催物がないときには自由に遊ぶこともできる子供のための空間というのを整備するなど、親子連れなどをはじめ多様な方々が日々訪れる開かれた施設、こういうものを目指して基本構想の検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  次に、文化芸術基本計画について伺います。
計画について話し合うメンバーが決まってきたと思いますが、限られた方々の意見で基本計画がつくられていくのはよくないというふうに思います。文化芸術は本当に幅広いものです。もう少し幅広いメンバー、またイメージとしてはプロモーター、プロダクション、地元で活躍するアーティスト、舞台の関係者、合唱、バレエの関係者、舞台技術者など、幅広い方々から意見を聞いてほしいと思います。その意見を取り入れた計画をつくってほしい、作成してほしいと思いますが、その点について御所見を伺います。

◯文化企画推進担当課長

◯文化企画推進担当課長  計画策定に当たりましては、文化芸術の現場において精力的に活動されている方々をはじめ、多様な皆様の御意見を伺うことが必要であると考えております。

これまでも関係者にヒアリング等を行ってきましたほか、今後、活動団体等を対象としたアンケート調査なども実施してまいる考えでございます。加えて、市民参加型の催しやパブリックコメントなども通じて、幅広く市民の皆様の御意見を伺いながら、計画を策定してまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  今回のコロナウイルス感染症により、文化芸術関係者は活動が著しく制限されるなど大変厳しい状況に置かれておりました。これまで市民の活動に対して、市ではどのような支援を行ってきたのか、伺います。

◯文化振興課長

◯文化振興課長  市民の文化活動に対しましては、これまで、舞台芸術公演に係る会場費の減免、助成、動画配信をはじめ多様なメディアを活用した文化創造活動への助成、文化芸術の力を活用して社会課題に向き合う事業や、地域の文化芸術活動の基盤をつくる事業などの公益性の高い文化活動に対する助成である、持続可能な未来へ向けた文化芸術の環境形成助成事業など、コロナ禍における活動の継続や再開を後押しするための支援を行ってまいりました。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  その助成制度で採択された事業では、具体的にどのような取組が行われてきたか、伺います。

◯文化振興課長

◯文化振興課長  助成が採択された団体における主な取組といたしましては、音楽や演劇、ダンス等の公演のほか、まちづくりや地域課題解決にも資するものとして、障害のある方のアートや演劇などの表現活動を支援する取組、地域の伝統芸能への理解を深め、担い手の育成に資する体験講座等を行う取組、部員や指導者の減少が課題となっている高校演劇部を支援する取組などが行われました。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  様々、コロナで支援をしていただいたことは私も分かっております。その上で、今この国の制限が緩和されてきていて、いよいよ文化芸術は自由にやっていいということで、非常に支援の規模が小さくなってきているというイメージがあります。
しかしながら、今、例えば合唱団員、あとバレエ団員とか、この期間に練習もできない、発表会もないということで、現実に団員がどんどん減ってきて非常に少なくなり、規模感も弱くなって、今から復活するのが非常に大変な、厳しい状況を抱えている舞台芸術関係者、非常に多くあります。
そういう意味でいけば、ウィズコロナ、またアフターコロナに向けた支援が引き続き必要であると考えておりますが、新年度はどのような市民への活動支援を行うのか、伺います。

◯文化振興課長

◯文化振興課長  令和5年度は、令和4年度に引き続き、公演や展示等の幅広い活動に係る会場費や広報宣伝費への助成を行いたいと考えております。

また、持続可能な未来へ向けた文化芸術環境形成助成設定を見直し、文化芸術の力を活用した社会課題の解決に資する取組や、次世代の人材育成に資する取組、あらゆる人々に文化芸術の鑑賞、創造機会を提供する取組など、公益性の高い文化活動に対して助成を行い、支援してまいります。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  音楽ホールが建設へ向かっていきます。需要とかいろいろな課題がある中で、この仙台市の文化芸術の底上げがやっぱり必要になります。今からこの数年後に向かって、どう文化芸術を盛り上げていくか、そのときに、いわゆる合唱とかバレエとかの活動が小さくなっていったら、このせっかくの音楽ホールができる意味がなくなってしまいますので、やはりここが非常に正念場だと思います。この文化団体の皆様に十分に耳を傾けながら、支援を継続していくことが求められております。今後の活動について、支援の意気込みを最後に伺います。

◯文化観光局長

◯文化観光局長  現在、整備に向けた検討を進めております音楽ホール、メモリアル複合施設は、本市における文化芸術の創造発信の拠点となる施設でございまして、その設置に向けて、主役となる市民の皆様の活動を継続的に支援していくことは重要であると考えております。

国によるイベント制限等も大きく緩和され、文化芸術活動は従前の形態に戻りつつありますけれども、引き続き、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた必要な支援を行いまして、市民の皆様の自発的な活動を後押ししてまいりたいと考えております。

〔鎌田城行委員、質疑席に着席〕


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)