- •◯竹中栄雄委員 それでは、新規事業、若年・子育て世帯住み替え支援事業についてお伺いをいたします。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、新規事業、若年・子育て世帯住み替え支援事業についてお伺いをいたします。
子育て世帯にとって住まいの環境は大変重要な問題であります。我が会派は、子育て支援策として移住住み替え支援制度を長年求めてまいりましたので、今回の新規事業を大いに評価するものでございます。利用しやすく、希望が持ている、喜ばれる事業にと期待するものであります。この事業の目的と概要を伺います。また、予算額についてはどれぐらいの申請件数を想定して計上したのか、伺いたいと思います。
◯住宅政策課長
◯住宅政策課長 本事業は、若い世代の本市への定着を図るとともに、子育てしやすい良好な住宅への住み替えを支援するため、夫婦ともに39歳以下の若年世帯、または小学生以下の子供のいる子育て世帯が、一定の要件を満たす市内の戸建て住宅に住み替えた場合に助成金を交付するものでございます。
助成金は20万円を基本額とし、親世帯との同居や近居の場合、または子供が3人以上の多子世帯の場合には5万円を加算いたします。予算額は4000万円余で、申請件数は200件程度を想定しております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 この事業を制度設計する上でアンケート調査をされたと伺っております。アンケート調査の概要、また結果についてどのように分析されて制度に反映させたのか伺いたいと思います。また、参考とした先進自治体があるのかお示しください。また、子供未来局との連携についても伺いたいと思います。
◯住宅政策課長
◯住宅政策課長 制度の検討に当たり、住み替えについてのニーズなどを把握するため、郊外部の住宅団地に居住する、世帯主が25歳から49歳の方を対象にアンケートを実施したところです。
アンケートでは、住み替え時には第1子が小学生以下で、親の住居との距離を重視している方が多いなどの結果が得られました。あわせて、神戸市や福岡市などの事例も参考とし、対象年齢や加算要件などの具体の制度設計を進めてまいりました。
また、子育てしやすい環境の充実に向けて、子供未来局とも連携調整を図りながら、制度の検討を進めてきたところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 では、対象世帯の要件について考え方を伺います。他都市の事例で、例えば福岡市では、所得制限は設けたんですが夫婦の年齢は限定をしなかったことがあります。扶養する子供は18歳まででもあります。本市は、夫婦ともに39歳以下とのことであります。もしくは子供が小学生以下ということになります。実は私も人生で初めて昨年、46歳にして築40年になるマンションですけれども購入することが初めてできました。もしもこの制度があったら一戸建てにしたかもしれませんけれども、でもやはり実際私は若年だと思っていましたが、39歳以下ではないので若年ではもうないんだなということと、ただ私の場合は3人子供がいて一番下が小学生います。ただ、私の同年代では大体1人、2人目で中学生となっております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 そうすると、子供が中学生になっているともらえないと、同世代でももらえない状況になるということになります。やっぱり晩婚化を考慮していただいて、40代ぐらいまで対応していただけたらと思うんですがいかがでしょうか。夫婦共に39歳以下とする理由が何か伺いたいと思います。また、子供の対象年齢を中学生まで拡大してはどうかと考えますが、御所見を伺います。
◯住宅政策課長
◯住宅政策課長 夫婦のみ世帯の対象年齢については、アンケートにおいて、住み替え時の年齢は39歳以下が約4分の3であったことや、他政令市の事例を参考に39歳以下としたところでございます。
また、子育て世帯の要件については、アンケートにおいて、住み替え時の子供の状況は小学生以下が約4分の3であったことから、親の年齢にかかわらず小学生以下としたところでございます。御指摘の部分はございますが、まずは新年度において本制度を開始してまいりたいと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、支援額についてですが、基本額20万円の根拠は何になるか伺いたいと思います。また、その基本額のほかに加算があるということで、加算は親との同居または近居が条件になっております。この近居、近くに住むというのは具体的にどのような条件になるのか伺います。また、多子加算3人以上の子供ということですが、やっぱり例えば双子、多胎児の養育というのは非常に大変なので双子を加えてはどうかと思いますが、御所見を伺います。
◯住宅政策課長
◯住宅政策課長 支援の基本額は、他政令市の事例を参考に、住宅金融支援機構との自治体連携によるローン金利優遇策の要件を踏まえ設定しております。
近居につきましては、親世帯が市内に居住していることを要件としており、多子については、他政令市の事例などを踏まえ、3人以上の子供がいることを要件としております。
まずは、このような要件で本制度を開始してまいりたいと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 近居というのが仙台市内全てということで、これは非常に幅広くてよかったなと思います。
また、本市申請年度の支援と1年目以降の継続支援、これも検討されていると伺っております。継続支援の目的とどのような内容を考えているのか、伺いたいと思います。
◯住宅政策課長
◯住宅政策課長 本事業は、住み替え時の支援だけではなく、暮らしや子育てしやすい環境を整える足がかりとなるように、住み替え後の一定期間も継続的に支援するものでございます。
具体的には、住み替え助成を受けた年度の次年度以降の3年間、icscaポイントの付与や地産地消のお米の配送により、若年世帯や子育て世帯の暮らしを応援していくこととしております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やっぱり仙台市は子育て世帯を応援しているということが伝わるような継続支援などは、仙台市の独自性、また目玉になるようなそのような制度に期待していきたいと思います。周知の取組と併せて新規事業への局長の決意を伺います。
◯都市整備局長
◯都市整備局長 若い世代の本市への定着を図ることは、地域のにぎわいや新たな交流の創出に資する重要な取組でありまして、子育てしやすい良好な住宅への住み替えの支援は、その有効な手段の一つであると考えてございます。
また、既存住宅地への住み替えを進めることは、中古住宅の流通促進など既存ストックの活用や、高齢化が進む郊外部を中心とした地域のコミュニティー維持にもつながるものでございます。
今後、子育て関連施設などへのチラシの配布やSNSの活用など、効果的な周知を行いまして、本制度をきっかけとして、若年世代が住み替え先として本市を選んでいただけますよう、暮らしやすい町の実現に向けて鋭意取り組んでまいります。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 次に、昨年に引き続いて、わかばやし地学連携について伺います。
途中で資料の掲示をさせていただきますが、委員長、御配慮をお願いいたします。
東北学院大学の五橋キャンパスが、間もなく1年後に開校するということになります。五橋、荒町、連坊かいわいのまちづくりについて、昨年の予特のほうでも私は質問させていただきました。最近は工事車両が増えてきておりまして、商店街近隣の有料駐車場全てが満車になっていて、非常に使えなくなっていて困るという声も多くなっております。影響は既に始まっております。対応は急がなければならないと感じるところであります。
先日、わかばやし地学連携で先進例の視察調査があったと思います。視察の概要とどのような成果があったか、また大学や地域からどのような声や要望があったか、伺います。
◯若林区地域力推進担当課長
◯若林区地域力推進担当課長 先進地の視察につきましては、コロナ禍の影響により、早稲田大学、工学院大学、それぞれの地元商店街と東北学院大学、荒町、連坊地域の皆様をオンラインで結んで意見交換を実施いたしました。
意見交換を通じて、学生が商店街と連携する仕組みが出来上がっていることや、地域のお祭りに学生も関わっていることなどを学び、参加者からは、学生と地域住民が日頃からつながりを持つことの大切さを感じることができたとの声をいただきました。
また、先進地の大学、商店街との関係性を築けたことは一定の成果であり、大学との連携に向けた地域の機運の高まりも感じているところです。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 こちらが荒町の通りであります。歩道が非常に狭くなっておりまして、交通量も結構多くなっております。ここに1万1000人という学生を迎えることになります。そして、人気ラーメン店で、ここには写っていないんですが、非常に行列が並んでいる店が何店舗かあるわけなんです。やっぱり歩道の幅員の拡大が必要となっております。また、車両の速度を落とす施策や歩行者が横断しやすい施策などが必要となっておりますが、まず、交通量の基礎調査どうなっているか、伺います。
◯道路計画課長
◯道路計画課長 荒町商店街がございます県道荒井荒町線におきまして平成29年度に実施した交通量調査におきましては、いずれも朝7時から夜7時までの12時間の交通量といたしまして、荒町市民センター前の歩行者が約2,700人、自転車が約1,100台となってございます。
また、自動車交通量といたしましては、若林区役所の西側の交差点で調査を実施してございまして、約8,000台となってございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり交通量も多い地域ですので、交通量の調査を定期的に行うなど、まちづくりの土台となる基礎データを積み上げるところから求めてまいりたいと思います。
さらにもう一つ、荒町は歴史深く続いています荒町七夕もこのようにやっておりますが、御覧いただいたとおり、電信柱に縫うように掲げております。というか、何回も電信柱に当たりながら掲げているのが現状であります。やっぱりこの歩道の拡幅も考えて、またこういう祭りのイベントのことも考えても、電柱の地中化、無電柱化も検討したほうがいいんではないかと思いますが、御所見を伺います。
◯道路計画課長
◯道路計画課長 本市では、令和2年に策定いたしました無電柱化推進計画に基づき整備を進めているところでございます。この計画では、新たなまちづくりに合わせて道路再整備を行う際には、地域の要望を踏まえ無電柱化の検討も行うこととしてございます。
荒町地区につきましても、今後地域主体のまちづくりが検討される際には、無電柱化の可能性も含めて検討してまいりたいと考えてございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、次に、荒町の入り口に大部分をフェンスで囲われた元気広場というこういうところがあるんですが、これはどのようなものか伺います。
◯若林区中央市民センター長
◯若林区中央市民センター長 この広場は、海軍中将であった齋藤七五郎氏の生家があった場所で、昭和初期、齋藤氏が亡くなられた際に御遺族より仙台市へ寄贈されまして、直近では平成22年まで荒町市民センターとして使われておりました。
老朽化による市民センターの移転改築に伴い空地となり、現在、元気広場の名称の下、地域活動の場として御利用いただいております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 この12年間ぐらい、移転してからはあまり活用されていないように見受けるんですが、どのように利用されているか伺います。
◯若林区中央市民センター長
◯若林区中央市民センター長 残念ながら、コロナ禍によりまして活動がしにくくはなっておりますけれども、この元気広場では、地域からの御要望に基づきまして、子供たちの畑作業体験や先ほどパネルにありました夏の七夕飾り、あと冬のイルミネーションなどが行われてきました。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今聞くと何かやっているんだろうなと思うんですが、実際はこのように空き地になっておりまして、畑といってもすごい奥のほうにちょっとだけある状況であります。現実、活用されているようにはなかなか私の見る限りでは思われないんですが、今後さらにどのように利用するか、具体的な案があるか、伺います。
◯若林区中央市民センター長
◯若林区中央市民センター長 今後の広場の活用につきましては、わかばやし地学連携も動き出しておりますので、その検討の過程の中でも、地域資源の一つとして取り上げられればと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 これが寄附されたときに、そもそもどのような利用がしてほしくて寄附されたものか、伺います。
◯若林区中央市民センター長
◯若林区中央市民センター長 この土地が仙台市に寄贈されるに当たりましては、齋藤七五郎氏より、子供たちの教育や社会に役立ててほしい旨のお言葉をいただいており、その趣旨に沿って活用してきたところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今あったとおり、荒町小学校が出身だそうで、荒町小学校またはその地域の発展のために使用してほしい、このような趣旨で願いが込められて寄贈されていると思います。そう考えると、あのようにシャッターで完全に閉まっていると、使い道がなかなか分かりにくいということになります。例えば、やはり地域のため、また学校のためということですので、今のこのコミュニティ・スクールとか、そういった象徴として、小学校、また地域の皆さんが集える場所としての施設整備を考えたらどうかと思いますが、御所見を伺います。
◯若林区中央市民センター長
◯若林区中央市民センター長 元気広場は、近隣の荒町市民センターの一部として地域の皆様に御利用いただいております。周辺には小学校、児童館があり、町内会や商店街をはじめとした地域との協働によるまちづくり活動が大変盛んに行われております。
引き続き、元気広場が小学生や地域の皆様が気軽に集い活動できる場となるように、様々な機会を捉えて地域や学校と共に考えてまいります。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やっぱりなかなかこういうものを、地域が何か案を出したらそれをつくりますとか、案があったら開放しますというのはなかなか難しい話であります。昨年私が、専門的知見に基づいて都市空間の将来検討像についてアドバイスを行う、大学と民間行政が一体となった姿、いわゆる松山アーバンデザインセンターのモデルをちょっと御紹介しました。高橋副市長からは、将来的には松山市の事例を含む先進的な取組を参考に、より発展的な形を模索していくことが重要と答弁してくださいました。東北学院大に限らず東北大を中心としたまちづくりも検討されております。ただ、この五橋のかいわいはもう時間的余裕がありません。本市も早くこのような研究センターをつくるべきだと思いますが、御所見を伺います。
◯若林区長
◯若林区長 若林区におきましては、令和5年の東北学院大学新キャンパス開設に向けまして、同大学が設置いたしました地域連携センター、これとの協働の下に地域と大学が相互に成長を促し、全ての世代が地域づくりに関わっていけるように取組を進めているところでございます。
今後もお話のございました松山アーバンデザインセンターの事例を含む先進的な取組も参考にしながら、企業や他の大学との連携なども視野に入れまして、東北学院大学との協働をさらに進めてまいりたいと存じます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり高橋副市長、昨年、何といっても松山よりもより発展的な形を模索していくことが重要だと言ってくださいました。本当にこのまちづくり、西口のまちづくりもあります。東北大学を中心としたスーパーシティのまちづくりもあります。統一された計画、また統一されたデザイン、そういったものを考えてまちづくり、空いている土地をどうしようとか考える人がいないと町はつくっていけないと思うんですね。ぜひ、早くそういうセンターをつくるべきだと思いますが、副市長の御所見を伺います。
◯高橋副市長
◯高橋副市長 まず全体的なお話をしますと、いろんな地域課題が今発生しておりまして、まちづくりを進めるに当たっては、東北学院大に限らず、当然ながら東北大学と各大学が持っている知見あるいは技術を生かしながら、いろんなことを今取り組んでると。特に現在においては、各大学とは防災・減災のまちづくり、あるいはスーパーシティ、このようなことで様々な連携を進めています。
また、多くの学生が例えば五橋キャンパスに集うというのは、学生街の形成というのは、当然地域ににぎわいを生み出すとともに、周辺エリアの回遊性、それから都心の活力創出の観点でも大きな影響があるものとは考えております。今後も各大学との連携を深めながら、それぞれの大学が有する強みを本市の様々な分野で生かしていきたいと考えてございます。
また、東北学院大に関しましては、時間がないというよりも、新キャンパスが開学したときに工学系の方々も来られるので、私からすると、そこで改めてやったほうがよろしいんではないかなと思っているところもございます。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)