- •◯竹中栄雄委員 副委員長ではございますが、今回、重大事態ということもございまして、本市からどうしても絶対にいじめをなくしたいという委員長の思いも受けながら、私のほうからちょっと質問をさせていただきたいと思います。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 副委員長ではございますが、今回、重大事態ということもございまして、本市からどうしても絶対にいじめをなくしたいという委員長の思いも受けながら、私のほうからちょっと質問をさせていただきたいと思います。
まず、現実には起こしたこの事案については、小学1年生の児童が起こしている様々な事案であります。そう考えると、どうしてここまで大きな問題になってしまったのか。50日以上の不登校児童が出てしまって、そして恐らく関係児童と言われる方々も非常に心を痛めて、将来のトラウマになるような事案まで発展してしまった。どうして起こってしまったのか、どうしてこうなってしまったのか、何が一番の原因だったと認識しているか、教育局の御認識を伺いたいと思います。
◯学校教育部長
◯学校教育部長 本件につきましては、当該児童、そして保護者、そして関係児童から聞き取った内容が異なっていたというところではございましたが、やはり何よりも当該児童、保護者、そういったところに対して寄り添った対応が十分ではなかったというようなところが今回のこういった事案につながっていったものと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 そのとおりだと思います。寄り添うことができなかったというのが非常に大きな問題だったと私は認識しています。
特にその理由とされているのが当該児童、そして関係者の証言に相違点があったんだと、だからこの事実確認が必要で、結局はいろいろ後手後手に回ってしまった、ここが大きな問題になったと思います。一体どの点に相違があったのか、具体的にちょっと説明がなかったと思うので、ここが相違でしたと、違っていましたとありましたらお聞かせいただきたいと思います。
◯学校教育部長
◯学校教育部長 大きなところといたしましては、資料1の主な対応状況のところにございますとおり、当該事案が生じた状況につきまして、保護者から聞いた内容、それから2ページにございます当該児童等から聞いたアンケート、それから聞き取った内容、このあたりの事案発生の状況といいますか、そういった部分が大きく異なっていたところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今、私もこれを読んでいくと、様々、書いてあるそもそもの論点が違うので、ここが違うというのが分かりづらいんですね。ですので、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、1ページ目の保護者から聞いた主な内容とあります。見張りを立てて、同級生8名、9名から殴られたり蹴られたりした。手をつかまれた。心臓がまだ動いていると言われて胸を殴られた。急所を殴られたり蹴られたりした。先生に言ったら殺すと言われた。これは、教育局は事実だと認識しているんですか、それともしていないんでしょうか。
◯学校教育部長
◯学校教育部長 こちらにつきましては、当該児童から聞き取った内容等とも異なる部分もございますので、これ全てが事実であるかどうかというのは、教育委員会としては調査委員会等で調査していただいた上でというふうに考えているところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 では、もう一つ確認します。その一つ下、当該児童から直接聞いた主な内容。トイレで誰かに押されて転んで顎をぶつけた。これは事実だと教育委員会は認識していますか。
◯学校教育部長
◯学校教育部長 この点も含めまして、調査委員会で御確認をいただくというようなことで考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 では、続いて、12月20日、これも当該児童の発言です。ここを強くたたかれて痛む、自分は遊びに交ざりたくなかった。押されて嫌なのに交ぜられたと話した。あと、本人が嫌がっているのに無理やり押された。これは事実だと認識していますか、していませんか。
◯学校教育部長
◯学校教育部長 この点につきましても、関係児童から聞き取った内容と異なっておりますので、今後確認をしていくべき事項と考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 恐らくここが分からないから、謝りたくもない、また、その児童に対して、もしかしたら、そして保護者にうそをついている可能性もあるんじゃないか、こういうふうに接している限り、思いは絶対に伝わらないです、保護者に対して。ここが私は大きな今回の問題点だったのではないか。最初から寄り添わない態度で接してしまったんではないか。疑いがあるから、あなたたちのことはまだ半分しか信じていませんと言っていることと同じだったんではないかと思うわけであります。
しかし、先ほど小田島委員も言われたとおり、御本人が訴えていることというのは、このいじめの問題については物すごく大きな要素になるわけです。ここについて、教育委員会が物すごく重要視しない限り、こういう問題は永遠に続くと思うわけであります。
よくいじめられるほうにも原因があるよねと言われます。私は、尊敬する先生に、いじめはいじめる側が100%悪い、1,000%悪いと教えられました。なぜかといえば、いじめられる側にも原因があるよね、もしかしたらいろんなね、やってしまったことがある、そういう傾向性があるとか、あるかもしれない。しかし、それはいじめる原因にはならない。それを問題を指摘すればいいし、直すように指摘して、一緒に改善すればいいんだと。だからいじめていいということには絶対にならないと言われたことを記憶しております。いじめる側が100%、1,000%悪い、こういう認識を仙台市教育委員会はお持ちかどうか、教育長、伺います。
◯教育長
◯教育長 いじめに関しては、いじめられた児童生徒の思いがどうかというところに寄り添う、そういった対応が必要になることになります。いじめる側、これは絶対いじめはいけないということでありますので、いじめ、それから暴力についても絶対これはいけないものだということはしっかりと子供たちに伝えていかなければならないと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やっぱり関係児童も傷ついていると思います。現実にいったら傷ついているし、実際には本当に遊びに加わっただけだという認識しか持っていない児童も絶対にいると思います。そういう意味でいくと、ここまでこじれる問題ではなくて、もしも、例えば心臓がまだ動いていると言われて胸をたたかれたらどんな思いをするのか、先生に言ったら殺すぞともしもささやかれたらどんな思いをするのか、そういう気持ちをいかに共有して、どう思う、絶対に間違っているよねと、その場で言ってやらなきゃいけないと思うんですけれども、現実は12月17日に、校舎で走ったり追いかけたりするような遊びはしないこと、遊びであってもたたいたり蹴ったり、手足を引っ張るようなことはしないこと、やめてほしいときにはやめてと言うこと、そう言われたらやめることとか、ちょっとかなり分かりづらい指導になってしまったんではないかと感じます。ここら辺について、指導としても、ちゃんと、ここは絶対にいけないんだよという指導をすべきだったと思うんですが、そこの事実、これを言ったのは誰なのかとか、これを発言した子はいるのか、こういう確認は取ったんでしょうか。そして、それを指摘することができたんでしょうか、伺います。
◯教育相談課長
◯教育相談課長 当該児童は1年生ということもあり、特定の言葉を言ったかどうかという形の聞き取りではなく、その場面を思い出しながら、どういうことが起こったのか、どう思ったのか、何を言ったのかなど、一連の流れを児童の負担の状況を見ながら聞き取りをしております。なお、そのような発言をしたという児童はおりませんでした。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり子供たちに、どんなことを言ったのとか言っても、恐らく難しいこと、また、自分にちょっと不利になることは隠す可能性もあるので、どういうことが起きて、こういうことがあったけど誰かがやったのかとか、やっぱり事実確認はその場で早急にやるべきだったと私は感じます。
いじめは制度を変えていけばなくなるというものではありません。運用する側の心が一番大事なわけであります。いじめを絶対仙台市からなくしていくんだ、この心をどうやってつくっていくのか、どうやって教育委員会、また、学校中に示していくのか、育成していくのか、教育長の決意を伺います。
◯教育長
◯教育長 いじめは絶対やってはいけないということを改めて今回も思わされたところですけれども、子供たちに対して、いじめは絶対いけないのだというあたり、これまでも学校現場では様々な形で指導しておりますけれども、今、お話がありましたように、その場でしっかり注意するですとか、速やかにいろいろな対応をしていくといったことが大事かと思います。子供たちの心にきちんと届く、そういった指導が大事だと思いますので、今回の事案も踏まえながら、今後さらにそういったことにしっかりと取り組めるように努力していきたいと思います。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)