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2021-04-23

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 文化芸術・スポーツ振興調査特別委員会 本文

議会ウォッチ 2021-04-23
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯竹中栄雄委員  市民が親しみ、参画できる環境の整備ということで、東日本大震災発災から10年、この10年間、文化芸術の力が本当にこの被災地に励ましを送ってくださり、その励ましを受けてこの復興の糧にしてきたという方は非常に多かったというふうに思っております。その10年間を振り返る中で、この新型コロナウイルス感染症の問題が…

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  市民が親しみ、参画できる環境の整備ということで、東日本大震災発災から10年、この10年間、文化芸術の力が本当にこの被災地に励ましを送ってくださり、その励ましを受けてこの復興の糧にしてきたという方は非常に多かったというふうに思っております。その10年間を振り返る中で、この新型コロナウイルス感染症の問題が起こって、一番致命的なダメージを受けているのが文化芸術関係者であると、私は自分の周りから感じているところであります。
このときに行政が今何をできるのかと思ったときに、すごく露見したことは、本当に行政が文化芸術に関わろうとしてきたところというのが非常に一部分だったのではないかという気がしています。その一部分というのは、やっぱり例えば施設を造るとか、そういった意味でそれを準備するというのは大事なことなんですけれども、あともう一つは、文化を例えばクラシックとか、例えばバレエとか、一部の部分を行政が守ろうという形はあったんですけれども、逆に言うと文化芸術の大多数というのは、行政と全く関係ないところで育ってきているというか、逆に言うと、ある意味で言ったら反権力じゃないですけれども、そういった表現をもって大きくなってきた人たちが多かったということでいくと、本当に文化芸術が苦しい状況に陥って初めて、行政と文化芸術というところが非常につながりが薄かったというかなりの部分が分かってきたという感じがしています。
やはり今後、文化芸術をどうやって発展させるかという視点で、仙台市も一部の助成とか一部の芸術を守るという姿勢ではなくて、全ての文化芸術を土台にして仙台市を発展させていくとか、あらゆる市民、あらゆる表現者の人たちと関わりを持って文化芸術を土台とした町をつくっていけるようなしっかりとしたものをこの次の10年に向けて発信していければいいなというふうに決意している次第でございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  私も、前職のときには小中学校で希望コンサートを10年間やってまいりました。私のときで約80回ぐらい回ってきたんですけれども、仙台市だと六郷中学校と岡田小学校を自分も担当した記憶があります。
その中で、七ヶ浜のある小学校の先生から言われたことがすごく印象に残っていまして、あるアーティストを連れていってコンサートをやって、その校長先生はもともと県の教育委員会にいたそうで、震災発災の直後に教育委員会にいて政府から何を求められたかと。子供たちのために何をすればいいかと即決で求められたときに、やっぱりどちらかといったらカウンセラーをたくさん派遣要請していたと。それしか思いつかなかったこともあってやってきてしまったところがあるんだけれども、その方の御感想ですから正解かどうか分からないですけれども、やはりコンサートを見て、子供たちと先生が一緒になって歌って笑っている姿を見たときに、もっともっとこっちのほうに力を入れたほうが子供たちの心のため、特に先生というのがこの何年間にわたって物すごい大変な思いで、簡単に言うと精神的に弱い先生はどんどん脱落をしていって、すごく精神的に強い先生が頑張って残って引っ張っていってくださる状態がずっと続いていて、その先生たちが物すごい喜んでくれている姿を見てすごく安心したというお話をされていたところがありました。
そういう意味でいくと、やっぱりもっともっとアウトリーチで音楽をそういう大変なところに届けていくということは、ある意味でいけばもっともっとやっていい話だったのではないかというふうに感じた次第です。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  今皆様の発言も伺っていて考えると、あまりにも多岐にわたっているので、やっぱり何とか整理しなくてはいけないなとは思っています。単純な整理でいくと、やっぱり大きくプロフェッショナルとアマチュアがありまして、この両側面を支援していかなくてはいけない、今また芸術振興のためにしっかりと政策をつくっていかなくてはいけないというふうに思っています。
何となくイメージとしては、一般市民、アマチュアというところに関しては、いろんな仕組みを行政も考えていらっしゃると思うんですけれども、やはりプロ、そしてプロフェッショナルの中でも特に自分たちだけで食べていっている人方、この方々は自分たちでやればいいでしょうという、何となくそういう雰囲気がどうしてもあるんですけれども、実際、やっぱり芸術を突き詰めていって、お金を払ってまで見に行く存在になるというのは物すごいことであって、その芸術文化の価値というのはすごい高いし大事にしなくてはいけないというふうに思っています。やっぱりそこは自分が表現したいだけの人ではなくて、見たい人たちがいるんだという、その人たちをどうやって育み、育てていくかというのが、私は大きな視点ではないかと思っています。
その中で、仙台で頑張っているアーティストが実はいらっしゃって、エドワードグループというグループが、仙台だけで、実は所属事務所があるんですね。ここが生み出したアーティストは誰かというと、MONKEY MAJIKが全国的に有名。GReeeeNというグループ、これも実は仙台のこのエドワードグループから出ています。RAKEという、これも全国的です。あとは地元で頑張っているティーナ・カリーナさんとか、あと様々いらっしゃるんですね。こういうグループ、これは仙台を拠点としてやっていらっしゃって、物すごく頑張っていらっしゃる。今は、あとほかにも頑張っているのは、昔イケメン’ズの伊東洋平君とか、カラーボトルの竹森マサユキ君とか、仙台で頑張るという人が実はいるんですね。これはすごいことだなと思っていて、例えば東京や全国から、この人方がコンサートを仙台でやるんだから、じゃあ仙台に行きますというふうになり得る存在であります。そう考えると、やっぱりこういう方々が仙台で頑張っているからそこを支援することによって、全国からの観光客が仙台に来るとか、そういう仕組みをつくっていくということも大事ではないかというふうに思います。
プロだけにかかわらずアマチュア、アマチュアからプロを目指せるような環境ということでいくと、大きく私は二つやっぱり力添えをしなくてはいけないと思っていて、やっぱり発信する場所、会場ですね。アーティストは発信する場所がないとどうしようもない。会場をつくってあげなくてはいけないというのが一つ。もう一つは、一人で会場で演奏しても誰も聞きに来てくれないので、特にアマチュアの場合は。それを宣伝してもらえる、広報してもらえるということがすごく大事なんですね。もしもその二つをそろえてくれたら、すごく発信力が上がり、仙台からアーティストが生まれやすくなるというふうに思っています。
やっぱりできれば、プロの支援とアマチュアへの支援というのは異なるものですから、この今言った発信といわゆる会場を提供する、そして宣伝、広報、この二つの側面でプロまたアマチュアそれぞれを支援するようなまちづくりを仙台市がつくっていけたらいいなというふうに思っているところです。


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)