- •◯竹中栄雄委員 御説明ありがとうございました。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 御説明ありがとうございました。
私も実は1998年から2001年まで札幌におりまして、音楽団体で勤めてきたんですけれども、いわゆるこの基本条例が2007年、そして基本計画が最初のものでも2009年からですので、私が札幌を去った後からこの計画があると思うんですね。
それで、仙台もここをしっかり検討しなくてはいけないというところからお伺いしたいんですけれども、私が札幌に行ったときに、前年ぐらいにKitaraが完成していて、Kitara自体も非常にすばらしいホールだったことは理解しているんですが、その上で、やはり2018年に新しい札幌市民交流プラザが完成しているかと思います。これは恐らく市民会館の跡地だったところだと思われるんですが、Kitaraはこの基本計画がない中でつくられていて、市民交流プラザは基本計画にのっとってつくられていると思うんですが、そこに与えた影響とか、何かよかった点とか、そういったものがあれば教えていただければなというふうに思っております。
あと、もう一つなんですけれども、同じようなイメージで、いわゆるPMFとかジャズのフェスティバルとかは、実際、基本計画よりも前であって、その後に、この札幌国際芸術祭などもできていると思いますので、そこでどういう影響があったのかとか、もしもありましたら教えていただければと思います。
◯有塚広之参考人
◯有塚広之参考人 まずは、市民交流プラザにつきましては、市民会館跡地の隣になるんですけれども、そちらのほうに北海道厚生年金会館という建物が昔ございまして、そういったところのホールの機能の充実とか、あるいは、やはり先ほど説明いたしましたSCARTS、そういった機能、必要性とかを考えていく中で、そういった再開発事業の絡みもありまして、今の現在地のほうに市民交流プラザというのを整備してございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 この基本計画よりも前にできたフェスティバルは、PMFとかジャズのフェスティバルだったと思いますが、国際芸術祭はこの基本計画にのっとられてつくられたと思うんですけれども、やはり違いはありましたでしょうか。
◯有塚広之参考人
◯有塚広之参考人 国際芸術祭は、第2期文化芸術基本計画の際に、重点取組事業として国際芸術祭の開催ですとか、先ほど申し上げました市民交流プラザの開設というようなことがありまして、それによって取り組んできたというところがございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 もしも何か計画があったゆえに、この芸術祭が生まれたとか、そういうイメージがあるのでしたらと思ったんですけれども、話合いの中からやはり生まれたような感じですか。
◯有塚広之参考人
◯有塚広之参考人 まず、国際芸術祭につきましては、創造都市さっぽろの象徴的な事業ということでございますけれども、まず、創造都市に取り組むきっかけということが、これが平成18年の3月になりますけれども、創造性に富む市民が暮らし、外部との交流によって生み出された知恵が新しい産業や文化を育み、新しいコト、モノ、情報を絶えず発信していく街を目指すといった意思を示すために、当時の市長による創造都市さっぽろ宣言というものを行ったということがスタートです。
これをやったのは、札幌市の産業構造に着目して、人口減少社会に対する都市戦略として位置づけられております。札幌の産業が第三次産業に支えられているということもございまして、人口減少という中で、経済規模の縮小ですとか、そういったことに直結するということもございまして、持続可能な都市であり続けるというために、都市のブランドを高めて札幌の魅力を高めることで、そういったブランド化を進めていこうというところでございます。
国際芸術祭につきましては、平成21年の3月に創造都市さっぽろ推進会議というものから札幌市へ手交された創造都市さっぽろへの提言という、そういった中で、重点プロジェクトの一つとして、定期的な国際芸術祭の開催ということが提言されておりまして、その後、市民や民間団体、市内のアーティストによる札幌ビエンナーレ・プレ企画の開催、そういったこともございまして、芸術祭開催という機運も高まりまして、平成24年になりますけれども、国際芸術祭基本構想を策定して、同年の7月に実行委員会を設立して開催の運びとなったといった、そういった経過となってございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 よく分かりました。ありがとうございます。しっかり基になっていることが理解できました。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 私から先ほど質問させていただいたことに関係するとは思うんですけれども、やはり私が札幌にいた頃はまだ基本計画というのは策定されていない時期だったと思います。Kitaraというホール自体は非常にすばらしいホールで、設計から音響からいまだにすばらしいホールだとは思っているんですけれども、ただ、一方で、その使い道というか、クラシックに本当に限定されていて、実際はバレエも難しくて、オペラも現実はコンサート形式しかできなくてという意味からすると、やっぱり限定されたホールだろうというふうには思っています。
その上で、今回、基本計画にのっとったホールということで、先ほどちょっと御説明がありましたが、札幌市民交流プラザ、芸術劇場hitaruに附属させてSCARTSも設置したとか、札幌市図書・情報館を設置したとか、ある意味でいくと本当に市がやりたいことをここに詰め込んだという意味からすると、やっぱり基本計画があって、発信したいものが現実に詰まったというイメージがあったというふうに思っています。
もう一つ、先ほどもあったPMFというパシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌、またサッポロ・シティ・ジャズ、ここら辺に関しても恐らく、このPMFも、レナード・バーンスタインさんがまさに札幌に梅雨がないということもあって向こうから札幌でやろうというふうに言ってきた計画だったと私は記憶しております。そういう意味でいくと、やはり仙台もそうなんですが、市民から発生したフェスティバルとか、そういうものは非常に多くあるのですが、仙台市からつくっていこうというものに関しては、やはりこういう基本計画とかがしっかりと整備されていく中で醸成されていくものではないのだろうかというふうに感じました。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)