- •◯竹中栄雄委員 それでは、文化芸術活動の継続支援について、裏面のイベント再開に向けた支援の3)屋外モデルイベント開催支援とございますので、こちらから質問させていただきます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 それでは、文化芸術活動の継続支援について、裏面のイベント再開に向けた支援の3)屋外モデルイベント開催支援とございますので、こちらから質問させていただきます。
こちらの事業、屋外モデルイベントの開催支援が11月いっぱいで事業も終了したということでございますが、私も仙台食堂ですとか何回か参加させていただきました。概要と成果をお示しいただけますでしょうか。
◯東北連携推進担当課長
◯東北連携推進担当課長 屋外モデルイベント事業の概要と成果についてお答えいたします。
本事業につきましては、屋外でイベントを行う事業者に対しまして、新型コロナウイルス感染予防対策に係る経費を補助することで、事業者の事業継続を支援するとともに、屋外イベント再開に向けた機運の醸成を図ることを目的として実施しております。10月から11月にかけて4件の補助対象イベントが開催されましたが、大きなトラブルもなく、無事終了することができたと思っております。
成果についてでございますが、イベントの開催により、町のにぎわい創出に一定の効果を上げることができたほか、主催者ごとに工夫を凝らした感染症対策が講じられ、今後のイベント開催に向けて参考となる事例を積み重ねることができたと思っております。
今後は、主催者から提出された報告書を取りまとめ、専門家の御意見を伺いながら、本市としての検証を加えた上で年度内に成果を公表する予定としております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 再開へ向けた支援ができたということで評価するものでございます。
しかし、ここに来てGo To トラベルが一時中止となるなど、本当に感染の状況が厳しい状況になっております。宿泊業、旅行業の打撃が大きいとの報道もございます。また、飲食店への時間短縮の自粛要請を行う地域もあり、休業補償が検討されております。
一方で、このイベント業界ですとか、音楽、舞台芸術の事業をされてきた方は、この1年間一度も上向くことなく自粛を続けているにも関わらず、休業補償もなくやっているわけであります。このような音楽、舞台、芸術関係者への厳しい現状への認識を伺いたいと思います。
◯文化振興課長
◯文化振興課長 文化芸術分野につきましては、9月にイベント制限が一部緩和されたものの、その後の全国的な感染拡大を受け、さらなる制限緩和がなされていない状況にございます。
本市独自の支援策に加えまして、国においても文化芸術活動の継続を支援する様々な制度が整備されておりますが、いまだ本格的な活動再開に至れず、文化芸術関係者の皆様は引き続き厳しい状況に置かれているものと認識しております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 ちょっとアンケートを掲げさせていただきます。緊急事態舞台芸術ネットワークというグループが、一昨日、12月14日に改めてアンケート結果を報告しております。このグループは、演出家の野田秀樹さんを中心としてつくられておりまして、劇団四季とか吉本興業とか、日本中の名立たる舞台関係者が所属しているのですが、非常に厳しい状況であるということを、またこの12月14日、改めて発表されております。
一応調査対象が196団体なのですけれども、有効回答数は52団体だったそうです。52団体と調査回答数は少ないのですけれども、それだけでも中止したステージ、6,985回、約500万人を呼ぶ予定だったものがなくなってしまった。そして、純損失が261億円とのことで、アンケート調査が出て、まとまっております。この中には、このまま各種の支援が終了していけば、来年春ごろまで事業が壊滅状態になると言っているのが40%あります。そして、事業を縮小して継続していくのがやっと、いっぱいいっぱいだというのが51%程度ということになっております。91%もの事業者が大きな影響を受けているのであります。
この状況を踏まえて、もう一度仙台市独自の多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業、また今回終了しました屋内モデルイベントの助成事業など、優れた支援策を再度求めてまいりたいと思っておりますが、御所見をお伺いいたします。
◯文化振興課長
◯文化振興課長 文化芸術の創造発信活動に対する助成事業につきましては、コロナ禍で活動中止を余儀なくされた文化芸術関係者の活動再開を支援するため、他都市に先駆けまして、メディアを活用した事業に助成を行ったものでございまして、一定の成果があったものと考えております。
本市の文化芸術が以前の活気を取り戻すことは重要であると認識しておりまして、今後も感染症の状況を注視しながら、地域の文化芸術関係者の皆様にとりまして、必要な支援について、文化芸術関係者の皆様の声を聞きながら検討してまいりたいと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 また、音楽ホールに戻らせていただきますが、代表質疑でも取り上げさせてもらいました需要調査について数点だけ伺いたいと思っております。
私、この需要調査を拝見いたしまして、とにかく読めば読むほど、電気音響重視の一千数百席台の中規模ホールこそ、仙台には足りなくなってくるのではないかと感じております。特に仙台の規模感でいくと、千数百台のホールは非常に規模感が合うと思うわけであります。それを前提に伺います。
今回、平均競争率、イズミティ21の大ホールで約80倍、小ホールは約50倍と伺いましたが、土日の倍率はもっと高いのではないかと思うのですが、土日でいくとどのぐらいの倍率になっているのか伺います。
◯文化振興課長
◯文化振興課長 イズミティ21の大ホールの土日祝日の競争率でございますが、約140倍となっております。これは一つの催事につきまして、複数の日程を申し込む利用者が多いことから、高い競争率になっているものと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 140倍です。今おっしゃったとおり、複数、とにかく申し込んでおいて抽選をするというのはあるのですが、ただやっぱりスケジュール、いわゆる出演者等の日程調整して、複数候補があるとしても、全部押さえるというわけにはいかない。その中で140倍というのはとんでもない競争率だと思います。
やっぱりホールの需要の側面というのは競争率に表れてくるわけですけれども、まずは1,000人以上のホールですね。この調査によると、入場規模別利用日数においても、1,000人以上の使用というのが非常に多くなっているわけです。ホールの中でも、1,000人以上で使っていますという調査が比較的多くなっているのです。ですので、千数百台という中規模ホールに、このような集中した競争率で需要があると見えるのですが、御所見を伺いたいと思います。
◯文化振興課長
◯文化振興課長 1,000席台の中ホール需要の中には、2,000席規模の生音重視のホールがないために中ホールを利用している需要も含まれているものと考えております。そうした需要が音楽ホールに移行することにより、全体としてホール需要を適切に受け止めることができるものと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 一方、今回の音楽ホールの構想の中では、大ホール2,000席と、あと小ホールを隣接させるということであります。これが500席以下ではないかと書いてあるわけなのですね。
実際、小規模ホールの需要ってどれぐらいあるんだろうと考えたときに、たくさんあるのですが、市民会館の小ホールは500席、使用率で14%としています。これはちょっと低く出ているんですけれども、あと戦災復興記念館270席が70%、日立システムズのシアターホールは584席で68%、広瀬文化会館は605席ですが56%、パトナシアターが宮城野区ですが、64%、若林区文化センター700席で49%、イズミティの小ホール403席で、これは大ホールより多くて87%ということになっておりまして、ほとんどの会場は大ホールよりも小ホールのほうが需要が低いという結果が出ているのです。イズミティだけがちょっと多く出ているという状況になっております。私の見解ですと、文化推進拠点として、小ホールは各地域にもう既に整備されていて、数も多くなっている。また、興行する、お金を取ってやるには小さ過ぎて開催できないという状況があると思うのですけれども、要するに小ホールの需要はそこまでないのではないかということについて御所見を伺いたいと思います。
◯文化振興課長
◯文化振興課長 市内の小ホールの利用率を見ますと、委員より御指摘のありました市民会館におきましては、小ホールのほうが大ホールに比べまして低い利用率となってございます。それ以外の例えばですけれども、戦災復興記念館の記念ホール、こちらは270席となっておりますが、こちらが70.6%、それから先ほど宮城野区文化センターのお話がございましたが、こちらは大ホール、小ホールという立てつけではございませんで、コンサートに適したコンサートホール、それから演劇に適したシアターホールというすみ分けになっておりまして、これはどちらも500席以下のホールとなっておりますが、こちらも利用率としては約70%程度を超えるということで高い数字となっております。
こういった面から見ましても、小ホールということで一概に需要が低いということでは言えない状況にあるのではないかと考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 今お示しあったとおり、70%程度あれば十分ではないかという考えはあるのですけれども、それ以上に中規模のホールは高い競争率というか、使用率にもなっているわけです。
その中で、1,000席台のホールというのがどうなっていくのかというと、県民会館1,590席がなくなる予定になっております。市民会館1,265席も廃止予定となっています。まだ分かりませんが、電力ホール1,000席は築60年を経過しております。サンプラザ、約30年経過して、大規模改修するにはホテル側と一体となった整備を考えなくてはいけなくて、非常に難しい、先が見えない状況になっているわけです。圧倒的に仙台の規模に合っていると言われる千数百席と言われる中規模ホールが足りないと思うのですが、いかがでしょうか。音楽ホールには中規模ホールを求めます。御所見を伺います。
◯文化観光局長
◯文化観光局長 今回、新たに行いました需要想定調査ですけれども、ここでの大きな二つのポイントは、一つは、生音の音楽公演の相当数が音楽ホールに移行することで、玉突き的に既存施設においてポップスなどの公演をより多く受けられるようになるということが一つでありまして、もう一つは、やはり大きい話ですが、新県民会館というのが電気音響重視の施設として整備される見込みであると。こういうことを盛り込んで分析したものであります。その結果、全体として生音、電気音響、それぞれの規模の需要を適切に受け止められるものと結果が出ておりまして、そのように考えているところでございます。
御指摘ありました電力ホール、非常に古いわけで、60年近くたっているわけなのですけれども、しかしながら電力ホールは完全に民間の施設でございますので、この先どうなるか分からないという中で、とりあえず電力ホールがなくなってしまって、それを公共の施設で受け入れなければならなくなるということを、今回の調査ではそういう想定はしておりません。引き続きあるものとして分析をしていると。それからもう一つ、サンプラザの動向も今段階でははっきりは分からないと。
こういった中でございますので、限界のある中での調査ではありますけれども、そんな中で全体を受け止められるということを考えておりますので、ホール構成につきましては、1,000席規模の中ホールということでございますけれども、先ほど課長から御答弁差し上げたように、小規模のホールの需要もかなりあるということも踏まえまして、音楽ホールの検討懇話会の報告書でも示された大ホールと小ホールということをベースに考えているところでございますけれども、先ほど言ったような、ちょっと今のところ読めない電力ホールでありますとか、サンプラザでありますとか、ああいったところの動きが出てくれば、そこの需要をどういうふうに対応していくのかというのは、そのときの状況を見て、また別途考えていかなければいけないのかなと考えてございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 やはり今ちょっとお伺いして思うのですけれども、今回の需要調査ですね。正直言うと、この競争率は考慮していないということなのです。
今回の需要調査、何をしたかというと、2018年と2019年の仙台市で行われたコンサートを並べ替えて、振り分けたら、音楽ホール1回分ぐらいにはなるねという調査なのですね。これは需要とは言えないと私は思うのです。需要というのは、140倍の裏側にある人たちが、コンサートをやりたいけど会場取れないんだというのが、これが本当の需要調査だと思うのです。
それを思ったときに、これはごめんなさい、ここちょっと外れた質問になっているので、答弁できるかどうかあれですけれども、ただ私も音楽ホールは一歩たりとも後退させたくないし、足踏みもさせたくないという思いはあったんですけれども、ただこういう調査をやって、これはやっぱり申し訳ないけれども、音楽ホールを大ホール、また生音音響を正当化するためにつくったような調査に見えてしまいます、こうなると。加藤けんいち委員もおっしゃったとおり、文化芸術施策のビジョンというのが定まっていないから、取ってつけたような調査になってしまって、後で、後でとやっていく。
今答弁もありましたけれども、どう考えても60年たった電力ホールがどうなっていくかというのは見えてきているし、サンプラザのことも考えなければいけないけれども、それはなくなったら考えますというような答弁であれば、ビジョンがないということなんですよ、やっぱり。であれば、申し訳ない、私は本当に止めたくないんですよ。止めたくないけれども、ほかの委員が質問されたように、一時止めざるを得ないのではないかと私も思ってしまうような内容であります。だから、先ほども助け船を出していただいた加藤けんいち委員もありましたとおり、この基本計画をつくっていくに当たって、同時並行でビジョンもしっかり、そのときには本当の需要調査、並べ替えるのではなくて、一体仙台でどのぐらい需要があって、どのぐらいの人が文化芸術やりたくて、これを提供したらもっともっと楽都を目指すことができるのだという、そういう構想をつくっていただきたいと思いますが、最後に御決意を伺いたいと思います。
◯文化観光局長
◯文化観光局長 今実現できていない、140倍というのは相当大きく出ている数字だと思いますけれども、その裏側にある需要というのが、実際に本当に逃げていってしまったものがどのぐらいあるかということを正確に把握することはなかなか難しいとは思います。したがって、そういったことから、今2019年の催事というのを基に組み立てた需要調査になってございます。
ただ、そんな中で、先ほど加藤けんいち委員からも御質問いただいたように、早期に全体のビジョンというものは、しっかり我々も重要性は認識しておりますので、つくっていきたいと思ってございますけれども、音楽ホールにつきましては、ありきと言われてしまうとそうなのかもしれませんが、そもそも生音の音楽というものを、2,000席規模でできる、今逃がして、それこそその規模がないものですから、連れてこれない有名なオーケストラの音楽会などができないということから、そういった生音の2,000席というホールが欲しいというところから話が始まっているものであるということは御理解いただければと思います。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)