- •◯竹中栄雄委員 私のほうからは、仙台市の無電柱化推進計画について御質問させていただきたいと思います。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 私のほうからは、仙台市の無電柱化推進計画について御質問させていただきたいと思います。
3ページ、計画期間と整備目標ということで、この計画期間10年で10キロメートル、10路線という路線が目標ということになったようでございます。この10路線が選ばれました決め手といいますか、優先順位というか、そこについてちょっと教えていただければと思います。
◯道路計画課長
◯道路計画課長 先ほど御説明いたしました、平成30年度に取りまとめました無電柱化推進計画の基本方針におきまして、優先的に無電柱化する路線、道路を示しております。こちら、2ページの下の部分、優先的に無電柱化していく道路、緊急輸送道路であるとか骨格幹線道路、こういう表記がありますが、この部分のことでございます。この中から、我々のほうでより整備効果の高い道路を様々な指標を踏まえて選定いたしまして、さらに、電線管理者との協議を経て、整備計画路線を決定いたしたところでございます。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 ちょっと具体的に申し上げますと、では、ここから外れてしまった地域、例えば荒町の通りとか、こういう地域に本来整備すべきではないかというふうに思ったところで、私も声をいただいているので、ちょっと御説明をさせていただきたいと思います。
まず、荒町の通りですけれども、今御説明あったとおり、今回の基準となるところは防災性の向上、防災に役立つ、そして、安全で快適な歩行空間を確保すること、そして、都市景観の向上と観光振興ということになります。
この荒町の通りですが、御覧いただいているとおり、電柱によって電線が非常に多く張り巡らされているところでございます。そして、この通りはもともと若林の沿岸部から仙台市の都市部に避難するための主要な道路ともなっております。そして、御覧のとおり、これはバス通りになっておりますので、非常に重要な道路なんですが非常に狭い。そして、歩道も非常に狭いという状況になっています。
ここに、以前、自転車の通行帯を作っていただいたということでも皆様よくお分かりだとは思うんですが、商店街ですので、実際はこの自転車通行帯にも車がよく止まっております。そうすると、自転車は内側をどんどん道路側に道路側に入って走っていく。そこにこういう大型バスがばんばん通っていくということで、非常に問題が多い地域であるというふうに思います。ですので、防災性、また災害時の救援活動を円滑に進めるために、この通りは必要ではないかというふうに感じるところであります。
そして、もう一つ言いますと、この地域、仙台市立病院の跡地が非常に近くにございます。ここに2023年に東北学院大学の五橋キャンパスが完成する予定であります。ここがそろいますと正確かどうかあれですが、約1万人を超える方が学生として集合することになります。これが2023年、間もなくということになります。
そうすると、恐らく学食は充実しているとは思いますが、学生さんですから、この荒町通りのラーメン屋さん、有名なラーメン店も何店もあるものですから、昼になるとたくさんここを通るようになります。この歩道の狭さ、今でも2人並んだら狭いというところに、学生さんがたくさん流入してくるという状況になってまいります。
やはり、そう考えると非常に危険ということ、また、泉キャンパスも実際になくなっていくと、学生さんがもともとこの地域に住むようになって人口も増えてくる。ふだんからたくさん通るようになるというふうに思うわけであります。そういうところが懸念されています。
あともう一つあるのは、この地域ではずっと、今年はないと思いますけれども、七夕まつりが開催されております。やはり、景観、せっかくの美しい七夕の飾りをかけようと思っても、電線が引っかかってすごく危ないです。実際に上げている箇所を見てきていましたが、本当に感電しないか毎回不安で、その下を何とかはわせるように掲げて、そうすると、これはバス通りですから、この真下をバスが通って、実際これをなぎ倒しながら行くという状況も発生しているという地域なんですね。ですので、こういう意味で、都市景観の向上、観光振興にも非常に重要な役目を持つと思います。
今はこの荒町通りの商店街にある電灯、これにくくりつけているような状況なんですが、実際、昨年は、七夕まつりの期間中に電灯が倒壊してしまうという事故も一つありましたので、ある意味でいくと、そこの整備も含めて、非常に迫られているということがあるかというふうに思います。
この地域は御譜代町としての歴史もありますし、また、学園未来都市の融合という意味でも、非常に整備してしかるべき地域ではないかというふうに思うわけでございます。
そういう意味で、この10年間、2023年というのは間もなくですから、この10年間の整備地域にこれが入っていないとなると、非常に困るといいますか、ぜひこの荒町の地域も10年整備計画の中に入れていただきたいと思いますが、御所見をお伺いいたします。
◯道路計画課長
◯道路計画課長 まず、基本的な考え方でございますけれども、整備計画路線につきましては、先ほど言いましたように、様々な観点から選定したところでございまして、原則は、やはり、今回の計画期間内には掲げた路線の整備が基本になるものと考えております。
ただ、一方で、先ほどのカラーの資料の3ページ、この表の下のほうに米印でいろいろ書いておりますが、その三つ目ですね。この上記の路線以外におきましても、例えば都心再構築など新たなまちづくりを併せた道路再整備が行われる場合などにおきましては、やはり、無電柱化の実施についても検討していくといったような記載もございまして、今回、委員御指摘のこの路線でございますけれども、今言ったような課題あるいは状況については我々も認識しております。そういった中で、今後、地域が主体的に取り組む具体的なまちづくり、そういった動きが進む場合には、それに併せた無電柱化が可能かどうかについて検討してまいりたいと、このように考えております。
◯竹中栄雄委員
◯竹中栄雄委員 実際、10年計画として出ますと、例えばこの地域から漏れていて、でもやはりどうしても必要だと、重要だという路線が出てきたときに、そうすると、もう10年後かと。実際、10年後から計画しなくてはいけないかというふうになってしまうと、この荒町に限らず、ほかの地域でもそうはならない場合もあると思いますので、ここはぜひ柔軟に対応をしていただければというふうに求めて質問とさせていただきます。
◯水道事業管理者
◯水道事業管理者 水道局から2件御報告をさせていただきます。
初めに、資料4、仙台市水道事業中期経営計画の策定についてでございます。
今後10年間の事業運営の方針を示す新たな基本計画につきましては、これまでも計画策定の各過程におきまして、本委員会へ報告をさせていただき、昨年度末に策定したところでございます。
その前期5年間の具体的な実施計画である中期経営計画を策定いたしましたので、御報告申し上げます。
続きまして、資料5、川崎町との水道事業に関する連携協定の締結についてでございます。
今後厳しくなる経営状況の中、将来にわたって仙台の水道を守り続けるために、基本計画では、目指す将来像に、関係者との連携強化を掲げております。その取組の一つとして、川崎町との間で連携協定を締結いたしましたので、御報告申し上げます。
これら2点につきまして、経営企画課長より御説明申し上げます。
◯水道局経営企画課長
◯水道局経営企画課長 それでは、まず初めに、資料4に基づきまして、仙台市水道事業中期経営計画の策定について説明させていただきます。
なお、資料4の別紙といたしまして、中期経営計画の本編を添付させていただいております。こちらにつきましては、後ほど御高覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。
では、資料4の1、策定の趣旨、位置づけでございます。
水道局の計画体系にございますとおり、基本計画では人口減少をはじめとする事業環境の大きな変化に対応するため、基本理念と三つの将来像を定めたところでございます。その実現に向け、前期5年間に取り組む具体的な実施計画がこの中期経営計画でございます。
2番では、主な取組として幾つかを例示させていただいております。
各取組の右側に括弧書きをしておりますのは、別紙の中期経営計画のページ番号でございます。
まず、将来像1では、災害に強い施設、システムづくりを推進するため、管路更新のペースアップを行います。また、稼働開始から間もなく60年を迎えます国見浄水場の更新時期に合わせまして、同じ大倉ダムを水源といたします中原浄水場との統合推進も進めてまいります。
将来像2では、施設単位でのライフサイクルの分析と、効果検証を行うなど、アセットマネジメント手法によりまして、ライフサイクルコストの縮減に取り組みます。
また、人口減少や社会構造の変化に合わせました料金体系の在り方の検討及び大口使用者の地下水併用の実態調査や分析を行ってまいります。
将来像3では、お客様とのコミュニケーション充実による開かれた経営を目指しまして、コミュニケーション戦略の策定や、本委員会でも、以前、報告させていただきました青下の杜プロジェクトあるいはおふろ部といった民間事業者と連携した取組も実施してまいります。
また、災害対応における他の水道事業体あるいは民間事業者との応援体制のさらなる充実にも取り組んでまいります。
最後に、3、計画の推進に向けましては、外部の有識者で構成いたします(仮称)仙台市水道事業経営検討委員会を新設いたしまして、外部評価もいただきながら、経営環境やお客様ニーズの変化に適切に対応して取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
資料4に関する説明は以上でございます。
続きまして、資料5に基づきまして、川崎町との水道事業に関する連携協定の締結について御説明いたします。
本市最大規模の茂庭浄水場の水源である釜房ダムがあるということから、これまでも川崎町との間では御縁がございましたけれども、このたび、令和2年3月31日に、川崎町との水道事業に関する連携協定を締結したところでございます。
1、協定の概要でございます。
(1)にありますとおり、両市町が水道事業に係る業務の連携を強化することで、水源水質の保全など、共通の課題を解決しまして、それぞれが将来にわたり、安全・安心な水道水を安定的に供給するといったことを目的としているところでございます。
また、(2)のとおり、本協定は、相互の連携を包括的に規定したものでございまして、その具体の連携業務につきましては、個別の案件ごとに覚書などを締結し、各課題に対応してまいります。
2、今年度の取組でございます。
この協定に基づきまして、釜房ダムの水源水質の調査を共同で実施するとともに、川崎町における水道水質の検査を本市が受託いたします。
引き続き、基本計画に掲げる関係者との連携強化に向け、取り組んでまいる所存でございます。
◯交通事業管理者
◯交通事業管理者 初めに、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大の影響としまして、先週、4月17日までの市バス及び地下鉄の乗車人員について、本日、机上に配付しております資料を基に御説明いたします。
4月の1日当たりの平均乗車人員を前年度と比較しますと、市バスにつきましては、平日が約4割、土曜、休日が約7割の減少となっております。地下鉄につきましては、南北線は平日が約4割、土曜、休日が約7割の減少、東西線は平日が約5割、土曜、休日が約7割の減少となっております。市バス、地下鉄ともに乗車人員は減少しているところでございますが、引き続き、車内の換気や消毒の実施など感染拡大防止対策に努めてまいりますとともに、地下鉄につきましては年末年始の特別ダイヤを活用し、5月2日から5月6日を運行することとしましたが、こうした必要な対応を今後も状況を注視しながら取ってまいりたいと考えてございます。
続きまして、資料6、仙台市交通事業経営計画の策定について御報告申し上げます。
本市の高速鉄道事業におきましては、平成27年12月の地下鉄東西線開業から令和2年12月で5年を迎え、本年度は東西線事業の事後評価を実施する予定としております。
地下鉄が本市の主要な交通機関としての役割を今後も持続的に果たしていくためには、乗車動向や収支の状況をしっかりと見通した上で、戦略的な投資更新計画や事業の将来像等を市民の皆様にお示しし、御理解をいただきながら経営していくことが大変重要であると考えております。こうした認識の下、本市高速鉄道事業として初めての経営計画を、令和2年度末を目途に策定したいと考えております。
一方、市バスにつきましては、仙台市自動車運送事業経営改善計画に基づき、運行の効率化等各般の施策により経営基盤の強化に努めてまいったところでございますが、本市におきましては、市域を十文字に貫く地下鉄と面的に広がる市バスが一体となって、公共交通体系を構築してございます。そこで、新計画につきましては、自動車運送事業、高速鉄道事業の両事業を包含した仙台市交通事業の経営計画として策定したいと考えております。
また、総務省が各公営企業に対して策定を求めている経営戦略に位置づける予定としているところでございます。
詳細につきましては、資料に即して、経営企画課長から御説明いたします。
◯交通局経営企画課長
◯交通局経営企画課長 仙台市交通事業経営計画の策定につきまして御説明申し上げます。
お手元の資料6を御覧ください。
初めに、1、経営計画策定の趣旨につきましては、先ほど管理者より説明申し上げたとおりでございます。
次に、2、新計画の概要でございます。
計画期間は令和3年度から12年度までの10年間を予定しております。
現行の市バスの経営改善計画は計画期間を5年としておりますが、新計画は、将来にわたり、市バス、地下鉄を持続していくという観点から、より長期的に事業を見据えてまいりたいと考えているところでございます。
また、現行の市バスの経営改善計画は、令和3年度までの計画期間となっておりますが、新計画の始期に合わせて1年前倒しで終了し、新計画に統合したいと考えております。
続いて、3、今後の10年間における経営上の主な課題でございます。
(1)自動車運送事業につきましては、大きく三つ挙げてございます。
1)大型二種免許所持者の減少による乗務員不足でございますが、全国的に大型二種免許所持者の減少及び高齢化が進んでおりますことから、路線の維持に必要な乗務員数の確保が困難さを増していくことが想定されます。
次に、2)極めてお客様の少ないエリアの運行による経営悪化でございます。
市バスは、広い仙台市域を網羅的に運行しておりますが、郊外部を中心にお客様が極めて少ない系統を数多く抱え、事業全体の大幅な赤字につながっております。今後、生産年齢人口の減少等により、経営状況は一層厳しさを増していくことが想定されます。
続いて、3)一般会計補助金への高い依存度でございます。
市バスは、営業赤字を補うために、一般会計から年間約30億円に上る高い水準の繰入れを受けております。バスを御利用にならない市民の皆様からも多額の税負担を得ている状態でありますことから、今後、事業環境が厳しさを増していく中にあっても、補助金への過度な依存は避けなければならないと考えております。
続いて、(2)高速鉄道事業でございます。
まずは、1)東西線建設事業に係る企業債償還の本格化でございます。
新計画期間は10年間で約700億円に上る企業債償還が見込まれるなど、厳しい資金収支が想定されております。
次に、2)開業30年を超過した南北線における車両更新等、新たな大規模投資の発生でございます。
今後10年間の間に、南北線開業以来初めての更新を行います車両でございますとか、変電所を初めとする電力設備など、様々な施設設備が更新時期を迎えることから、経営上、新たな投資額の発生が見込まれております。これらの課題に対応するためには、引き続き、沿線のまちづくりと連携して、一層の増客、増収を図るとともに、経営の引締めに努めていくことが必要であると考えております。
続いて、4、有識者会議の設置でございます。
新計画がより実効性を伴ったものとなりますよう、交通分野、経営分野に関する有識者による仙台市交通局中期経営計画検討委員会を設置し、今後の交通事業の基本的な方向性等について、専門的知見に基づく御意見、御助言をいただきながら計画策定を進めてまいりたいと考えております。
委員の構成につきましては、交通、工学系の学識経験者がお二方、公認会計士の方がお一方、交通関係有識者、これは交通関係のNPOの方でございますが、この方がお一方、仙台商工会議所より推薦いただいた地元経営者の方がお一方の計5名となっております。
第1回の検討委員会につきましては、5月11日月曜日に開催予定としてございますが、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、ウェブ会議など、開催方法等については検討中でございます。
最後に、5、今後のスケジュールでございます。
この5月は、主要な課題や今後の基本的方向性をまとめた計画の骨子を作成いたします。その後、具体的な取組や収支見通しなどの検討を深めていくことで、8月には素案、12月には中間案を作成し、当委員会にお示しし、御意見を伺いたいと考えております。
また、中間案の段階ではパブリックコメントを実施し、市民の皆様から広く御意見を頂戴し、計画に反映してまいりたいと考えております。
最終案につきましては、令和3年2月にお示しできるよう進めてまいりたいと考えているところでございます。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)