人口減少に抗えない東北で、交流人口をどう増やすか ── 海外向け発信と「テロワージュ」に見た活路
- •観光戦略調査特別委員会が1年間かけてまとめた報告書に対し、東北のゲートウエーとしての仙台の役割と、食文化を活かした発信について述べた意見表明です。
竹中の意見表明
観光戦略調査特別委員会の報告書をまとめてくださった委員長・副委員長に、まず感謝を申し上げます。改めて読み返すと、委員から寄せられた様々な意見が網羅されており、特に12ページの「まとめ」が、この1年間の議論の核をなしていると考えます。
この委員会では、東北のゲートウエーとして仙台が果たすべき役割と、東北が誇る食文化を活かした取組という2点について話合いが行われてきました。東北全体が人口減少という課題にどうやっても抗うことができない状況に追い込まれている中で、交流人口の拡大こそが東北を大きく盛り上げていける力の一つではないか。そのことを改めて認識させていただきました。
仙台を拠点としたゲートウエーの在り方については、東北の魅力がまだまだ日本国内にも世界にも伝わっていないと実感してきました。報告書では、他都市が海外向けに動画を作成し広く海外へ発信している事例も紹介されています。本市が先頭に立って、仙台・東北の魅力を発信していく必要があると改めて感じています。
また、東北はどうしても移動に多くの課題を抱えています。ここも何としても解決する方法を、仙台から見つけ出していきたいと考えます。
食文化については、報告書14ページ中段にある「その土地の気候風土や風習、人の営み、食と酒のペアリングを軸とした魅力の発信」、すなわち「テロワージュ」という言葉を教えていただきました。これこそが東北の発信なのだということを各地域に伝えていければ、東北は大きく変われるのではないかと感じました。
いずれにせよ、報告書の最後にあるとおり、仙台市がリーダーシップを発揮していくことが何より大きいと思いますので、その議員の一人としてしっかり頑張ってまいります。
この日の記録について
この日の発言は、観光戦略調査特別委員会が1年間の調査をまとめた報告書に対する意見表明です。委員会の締めくくりとして委員が所感を述べるもので、市側の答弁を求める質疑ではありません。そのため、この記事には「市の答弁」の項目はありません。
この記事は、仙台市議会の議事録をもとに要点をまとめたものです。実際の発言全文は議会ウォッチでご確認ください。
一次情報:2025-07-23 観光戦略調査特別委員会(報告書に対する意見表明)
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