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2025-09-22

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 令和6年度 決算等審査特別委員会(第1分科会) 本文

議会ウォッチ 2025-09-22
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯竹中栄雄委員  会長、よろしくお願いいたします。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  会長、よろしくお願いいたします。
沿岸部の避難計画について伺ってまいります。
決算年度で、浸水想定の変更に伴う避難の丘のかさ上げを完成させたのことでございます。また、決算年度には、旧荒浜小学校を避難先から外したとのことです。これにより、荒浜地区の避難計画にどのような影響が出たのか伺います。

◯防災・減災部長

◯防災・減災部長  震災遺構仙台市立荒浜小学校につきましては、令和4年に宮城県が公表した新たな津波浸水想定を踏まえ、津波に対する安全確認を行い、最大想定の津波に対しては耐久性を確保できないことが判明したため、昨年10月に津波避難施設としての指定を解除したところです。

これによりまして、荒浜地区に滞在中の方が津波避難エリア外へ避難することが困難な場合には、荒浜小学校の北側と南側の避難の丘に避難していただくことになります。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  原則、荒浜地区では、避難先は避難の丘に一本化されたことになります。そんな中、本年7月30日、カムチャツカ地震津波警報時、避難の丘で熱中症搬送者が出ました。私が今年の予特で、悪天候の日に長時間、避難の丘で待たせることがあり得るかと問いかけましたけれども、そのようなことが現実に起こってしまったことになります。
当時の状況はどうなっていたのか。詳細と課題をお示しください。

◯危機対策課長

◯危機対策課長  荒浜小学校南側の避難の丘の状況につきましては、当時、周辺の事業者や深沼海水浴場の関係者等が避難する中で、熱中症疑いの体調不良の方が、他の避難者からの119番通報により病院へ搬送されたところでございます。そのほかの方についても、災害対策本部でヘリ映像を確認し、13時半頃までには、かさ上げ道路より西側へ避難いただいたと承知しております。

今回の避難において、避難の丘での避難が長期化した場合の暑熱対策が課題と考えております。

また、津波警報時に避難行動は、かさ上げ道等を境界とした津波避難エリア位置よりも内陸への避難が基本でございますが、避難の丘へ避難した方もおりましたので、津波警報や大津波警報の種類に応じた避難行動の周知、啓発にも課題があったものと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  ただいま幾つかありましたけれども、まずは津波警報中でした。恐らく警報は翌朝ぐらいまであったと思うんですけれども、午後1時半には避難の丘から下ろしたということですけれども、どのような状況、それでよかったんでしょうか。

◯危機管理局次長兼危機管理部長

◯危機管理局次長兼危機管理部長  津波警報発表当日でございますが、災害対策本部におきまして、繰り返し観測されます津波が海岸堤防を越えない規模でありますことを確認しまして、海面の変動についても常に注視をしていたところでございます。そのような中で、避難された方につきましては、当日の暑さの中、長時間にわたり避難の丘にとどまることは体調への負担が非常に大きいと判断いたしまして、避難の丘から避難をするように促したところでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  では、これは役所のほうの指示があったので、下ろすことができたということです。もしもそのシチュエーションがなければ翌朝までいたのかということも想定されるわけであります。
先ほど、二つの課題を示していただきました。やはり台風のような大荒れの日はどうするのかとか、酷暑の日はどうするのか、極寒の日は、外で何時間もというのは、翌朝とか2日後ぐらいまで待機を迫られる可能性があるのに、トイレ、水、日陰、不十分ではないかと感じるところです。
安全に過ごせる環境整備、トイレの数や水の量、日陰の面積、市はどのように具体的に考えているか伺います。

◯防災・減災部長

◯防災・減災部長  現在、荒浜小学校南側の避難の丘には、防寒対策として、ベンチの下にアルミシートを備蓄している状況にございます。さきの津波警報で避難された方が熱中症の疑いで救急搬送されたことや、近年の気象状況を踏まえますと、避難の丘においても飲料水の備蓄を含めた暑熱対策が必要と考えておりまして、現在検討を行っているところでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  今ありましたけれども、ここは避難の丘、6,000名避難する計画ですけれども、6,000名分等を用意する予定で検討しているということでしょうか。

◯防災・減災部長

◯防災・減災部長  備蓄する物資の量も含めて、現在検討させていただいております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  また、先ほど津波警報と大津波警報で違かったという話で、その徹底ができていなかったとのお話がありました。大津波警報では、ここに避難するけれども、津波警報の場合は、ある意味でいけば、かさ上げ道路より西側まで到達すればよかったので、そこをちゃんと徹底し切れていなかったという解釈を私は今いたしました。
であるならば、もう目の前なので、実際に大津波警報の場合ではなくて、通常の津波警報の場合は比較的に、自動車に乗ってエリア2まで出ることは渋滞に巻き込まれないのではないかと感じるんですが、所見を伺います。

◯防災・減災部長

◯防災・減災部長  本市が津波避難施設の整備に関する基本的な考え方を策定する中で実施した避難行動に関するシミュレーションにおいて、大津波警報時、全ての方が自動車で避難した場合、津波が到達するまでの45分以内の避難が間に合わない結果になったことを踏まえ、本市では原則徒歩で避難することとしております。

一方、津波警報時に荒浜地区に滞在している方が自動車でかさ上げ道路より内陸に避難する場合の渋滞の発生については未検証でございまして、今後新たな浸水想定に基づくシミュレーションの中で検討することとしておりますが、大津波警報に引き上げられる場合もあることを踏まえますと、現時点においては原則徒歩で避難していただくことと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  まずは、大津波警報と津波警報では違う対応もあり得るのではないか。今は津波警報から大津波になる可能性もあるので、まだ検討中というところでございました。やはり、まだそういうところが明確に定まっていないといいますか、様々な可能性がある中で、原則徒歩避難に一辺倒になっているのが今の状況ではないかと思っております。
今ありましたけれども、避難の丘に今一本化されました。荒浜小学校は避難先から解除したということですけれども、この避難の丘で、やはり翌朝までとか24時間、何なら2日後まで、ここで滞在するのは私、現実的ではないと思っております。やはり、まだ風雨をしのげる旧荒浜小学校を避難先に戻すべきだと考えますが、御所見を伺います。

◯防災・減災部長

◯防災・減災部長  県が公表した津波のシミュレーションは、津波が海岸堤防を越えた時点で破壊するという条件となっており、この条件に合わせて安全性検討を行うよう国や県から指導されております。

その上で、震災遺構仙台市立荒浜小学校につきましては、専門家の助言をいただきながら、東側の建物を遮蔽物として仮定しつつ、西側の建物の津波に対する安全性検討も行いましたが、それでもなお耐力が大幅に不足するという結果が出ましたので、昨年10月に津波避難施設としての指定を解除したところでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  そこがあまりにも理解できないところです。前回の東日本大震災で、あの地域の皆様の多くを救った旧荒浜小学校、あそこで逃げ助かった方々にとっては象徴的な建物です。それが次の津波のときには、あそこは危険なのでということで閉鎖してしまう、閉ざしてしまう。逃げようと思った人が、あそこには入れなくしてしまう。こんなことが起こって、私はいいのかと思います。科学的根拠も明確には、今の答弁ではなかなか理解できないというふうに思います。
ちょっと話は進めますけれども、避難は原則徒歩とされておりますけれども、現実的には、高齢者、障害者、子連れなど徒歩では間に合わない方が多数いらっしゃいます。その方々をどう区別するのか。また、その方々が惑わないように、どのように周知するつもりか伺います。

◯減災推進課長

◯減災推進課長  津波避難における避難行動については、自動車を利用すると事故や渋滞に巻き込まれる危険性等があることから、原則として徒歩によるものとしておりますが、身体的な条件等により徒歩での迅速な避難が困難な方につきましては、車による避難を考慮していただくこととしております。

避難行動の周知については、引き続き津波避難訓練や出前講座の実施のほか、防災ハザードマップの配布などにより取り組んでまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  やはり、そこの周知が私はちゃんとできていないというふうに思います。防災計画には載っておりますけれども、実際に沿岸部にいらっしゃって、そこの観光で来られた方々が自分たちは、アナウンスで、車では逃げるな、徒歩で逃げろ、原則徒歩ですと言われている中で、そこに気づけるかどうか。ここの徹底をしっかりしていただかなくてはいけないと思います。
また、ただ実際に自分が子連れであり、高齢者連れであって、じゃあ私は大丈夫だということで、車で一部の方が避難をし始めると。そうなったら、観光客であったり、一般の方であっても、それに続いて自動車でどうしても避難してしまうと考えられるわけであります。本市が望むかどうかにはかかわらず、自動車で避難する方々を想定しておかなくてはいけない。このように考えます。
その際、避難のボトルネックとなるのがかさ上げ道路であります。南北に交通量が多くて、東西に抜ける車ルートが少ない状況になっております。万が一の際は、信号も停止しますと、あそこは大渋滞が発生して抜けられなくなってしまうわけであります。ここを想定外としておいていいのかどうか。ここをよくよく考えていただきたい。私は今後の議論だとは思いますけれども、あそこにはやはりトンネルのようなアンダーパスみたいなものがあってもよいというふうに個人的には考えます。
ともあれ有事の際には、もう二度とといいますか、想定外という言葉は使ってはいけないと思います。まさかこんなに車で避難する人がいるとは思わなかったですとか、まさか暴風雨と津波が同時に来るとは思わなかった。こんな想定外だったということは二度と許してはいけないわけであります。やはり徒歩が基本としつつも、例外対象者へ徹底することですとか、地域の地形、そして季節、利用の実態に応じて、徒歩と自動車のハイブリッド避難など、柔軟な避難方法に転換すべきではないかと思いますが、局長の御認識を伺います。

◯危機管理局長

◯危機管理局長  先ほど委員のほうから、想定外という言葉を使ってはいけないというお話がございましたけれども、まさに我々もそう考えておりまして、今現実、原則として徒歩避難とさせていただいているのも、今回、津波警報でしたけれども、やはり大津波警報という形になった場合には、東部道路よりも内側にという避難をしていただくことになりますので、やっぱり全ての方が確実に避難を完了していくためには、今のところは原則徒歩の避難が必要であるというふうに考えてございます。

ただ一方で、やはり徒歩での避難が困難な方とか、今、沿岸部に集客施設もございますので、自動車による避難ということもやっぱり一定程度考慮の余地はないのかとかということは、先ほども申し上げましたけれども、今後、新たな津波浸水想定を踏まえた津波避難シミュレーション実施を予定しておりますので、その中で、例えば曜日ですとか、あとは時間、さらには気候、そういったような、様々な人流データも活用しながら、自動車を活用した避難の在り方も含めまして、避難計画のさらなる改善に向けた検討をさせていただきたいというふうに思います。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  それでは続いて、自動運転バスについて伺ってまいります。
令和6年度決算額と実施内容について伺います。
また、今年度の実施予定についても併せて伺います。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  令和6年度の決算額は6999万7000円余となっており、国土交通省の補助金を活用して実施しております。実証の内容でございますが、運転手による監視を行いながら、自動で車両を走行させるレベル2での実証実験を国際センター駅と仙台城跡を結ぶ往復ルートで実施しまして、急勾配、急カーブを含む区間での技術面の検証や利用者ニーズなどを調査いたしました。

今年度は引き続き国土交通省の補助金を活用し、青葉山エリアでの実証を重ねるとともに、新たに錦ケ丘エリアにおいて実証を開始する予定です。

加えまして、総務省の事業を活用し、東部北エリア、そして秋保エリアにおきましても、安定した通信や車両精度を確保するための実証も実施する予定としております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  私としても、実装をこれまでずっと訴えてきて、乗らせていただきました、今回。本当に評価させていただきます。
これまでの実験の結果の課題、利用者の反応など、現時点での進捗を教えてください。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  昨年度の実証では、6日間で約1,000名の方と多くの方々に御乗車いただきました。自動運転率はルート全体で80%以上となっており、利用者の90%以上の方が再度利用したいと回答するなど、おおむね良好な結果となっております。

一方で、自動運転のシステム制御下では、下り坂においてブレーキが頻発することや、交差点における横断者検知の結果、右折のタイミングを逃してしまうおそれがあることから、運転手による手動運転に切り替えて対応した状況があるなど、今後クリアすべき課題もあると認識しております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  実証実験が順調に進んでいるのはいいんですけれども、やはり早期の実用化をしてほしいというのが市民の期待であります。
自動運転バスを本格導入するロードマップはどのように描いていらっしゃるのでしょうか。
また、実用化に向けて具体的な課題とレベル4への道筋を伺います。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  令和5年度に青葉山エリアで実証を開始し、令和6年度はレベル2での運行実証を行いました。そこでの下り坂の自動運転率やブレーキ精度に課題を残したこの検証結果、また市道仙台城跡線の通行止め解除等の周辺環境の変化を受け、今年度は仙台城跡から東北大学のキャンパス内を通って下りるルートに変更した上で、再度レベル2での実証運行を行う予定としております。

今年度の実証結果を分析しまして、レベル4の実装に向けた関係機関との協議を本格化させていきたいと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  順調に進んでおりますが、現時点で既に私は現場で多くの切実な声を伺っております。特に、高齢者の方からは、交通の便、仙台市バスの交通の便が悪くて買物や通院に困っているという切実な訴えをいただいているところです。高齢者の足をいち早く確保するために、自動運転の早期実装が必要と考えます。
例えば、ちょっと具体的に言うと、現在運行しているせんだい海手線ループバスは季節的に運行されており、観光と生活交通の両面を担っております。このループバスこそ、地理的な条件としても自動運転化のモデルに適しているのではないかと考えます。
市として、このループバスの自動化について検討されているのか、御見解を伺います。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  今年度は、総務省の事業を活用した実証エリアの一つとして、うみの杜水族館や三井アウトレットパークが立地する東部北エリアを想定しているところでございます。当該エリアにおける実証で得られた知見は、海手線ループバスが走るエリアにおいても活用できる可能性ありますので、今後の自動運転実装のルート候補の一つとして検討していきたいと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  それでは、さらにちょっともう一歩進んだところですけれども、今、今泉工場の建て替え、建設計画が進んでおります。今泉工場は発電機能を備えている施設となりますけれども、この電力を海手線ループバスなどの自動運転EVバスに供給できれば、地域のごみから地域の交通を動かすという循環型のモデルが実現できると思うんですけれども、こういった発想について御所見を伺います。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  EVバスで使用する電力の供給先についての詳細な検討は現在行っていないところでございますが、将来の実装に向けましては、再生可能エネルギーの利用といった視点も含め検討してまいりたいと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  一方で、やはり現実の問題、仙台市交通局のバス路線は赤字が深刻です。自動運転技術を導入すれば、将来的には人件費や運行コストの削減につながり得ます。交通局と連携して、自動運転を赤字対策にも生かす仕組みづくりが必要と考えます。
交通局や都市整備局といった関係部署と連携が不可欠となると考えますが、今後どう取り組むおつもりか伺います。

◯プロジェクト推進課長

◯プロジェクト推進課長  自動運転の実証に当たっては、交通局や都市整備局と情報共有や意見交換を行っており、今年度の実証でもエリア選定やバス停の設置などについてアドバイスを受けているところでございます。引き続き、関係局との意見交換、情報共有はしっかりと続けてまいりたいと考えております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  今年は間もなく万博が終わりますけれども、2025年大阪・関西万博で、私も以前紹介しましたけれども、空飛ぶタクシーが実装されると期待をされておりましたが、現実には飛びませんで、私もちょっと残念な思いをしました。しかしながら、あまりにも大阪が成功すると、仙台市が遅れ過ぎているというふうにちょっとなりかねなかったので、これは追いつけるチャンスではないかと私は逆に思ったところであります。
やはり空飛ぶタクシーですとか、様々今、未来のモビリティーができているわけですけれども、ロボタクシー、AIオンデマンドの交通など次世代モビリティーを本市が全国に先駆けて取り入れていくことが私は重要なのではないかと感じております。
これからの未来を総合的に捉えて、仙台市の交通の未来像をどのように描いていらっしゃるのか、局長にお伺いいたします。

◯まちづくり政策局長

◯まちづくり政策局長  様々な新しいモビリティー、その話題がとてもいろいろ出てきておりまして、国内でも実証等が始まりつつあるものと承知をしております。動向につきましては、本当にこちらも注視をしております。

本市といたしましては、まず公共交通において中心的な役割を果たしている路線バス事業、こちらに着目をしまして、やはり人口減少などを背景に運転手不足などの課題を抱えておりますことから、現段階においては、まずは今行っております自動運転バスの実用化、これをしっかり道筋をつけてまいりたいというふうに考えております。

こうした取組を進めていくことによりまして、持続可能な公共交通ネットワークの構築に寄与してまいりたいと存じます。

◯会長

◯会長  この際、暫時休憩いたします。

休憩 午後2時56分

再開 午後3時15分

◯会長

◯会長  再開いたします。

市民フォーラム仙台から発言予定の方は、質疑席にお着き願います。

〔村上かずひこ委員、質疑席に着席〕

◯会長

◯会長  発言を願います。


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)