- •◯十五番(竹中栄雄)公明党仙台市議団の竹中栄雄です。議長のお許しをいただきましたので、大綱二点につきまして一般質問をさせていただきます。
◯十五番(竹中栄雄)
◯十五番(竹中栄雄)公明党仙台市議団の竹中栄雄です。議長のお許しをいただきましたので、大綱二点につきまして一般質問をさせていただきます。
郡市長は、先日の施政方針演説にて、施策の第一の柱として、多様なひとの力が生きるまちを掲げ、仙台らしいダイバーシティの推進により世界から選ばれるまちを目指すとのことでありました。
近年、ダイバーシティー、エクイティー、インクルージョンというDEIの理念が注目されておりますが、共生社会の大切さを意識したり必要性を痛感したりするには、何かしらのきっかけが必要です。
その中で、本年十一月には東京二〇二五デフリンピックが開催されます。令和五年第三回定例会一般質問でも取上げさせていただきましたが、日本で初開催のデフリンピックはパラリンピックよりも歴史が長く、今回で第一回大会から百年目の節目となります。この大会の本会場には、宮城、岩手、福島の三県と、能登半島地震で被災した石川県の子供たちを招待すると東京都の小池知事が明かしました。障害の有無にかかわらず挑戦するトップレベルのアスリートを間近で観戦できる、またとない機会になると期待しております。
本市では、誰もが安心して暮らせるまち仙台を目指して、仙台市障害を理由とする差別をなくし障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちをつくる条例を平成二十八年に施行し、障害者差別解消法の改正を踏まえ、令和五年に改正条例を施行しております。また、宮城県では、令和三年に制定した、障害を理由とする差別を解消し障害のある人もない人も共生する社会づくり条例及び手話言語条例の理念を広く県民に啓発するため、今後様々なイベント等も検討されております。
本市としても東京デフリンピックに合わせてしっかりと準備計画を進めてもらいたいと、私は、令和五年、郡市長に訴えたものでございます。当時、郡市長は「東京でデフリンピックが開催されることは、聴覚障害をはじめとする障害への理解をさらに深めていく好機になりますことから、デフアスリートや関係機関の皆様とも連携して、様々な工夫を凝らしながら、共生社会の構築に向けての一層の取組を進めてまいりたい」と答弁されました。
また、文化観光局長は「国際的な障害者スポーツ大会の開催に際し、各国選手団を受け入れ、練習環境等を提供することは、共生社会実現に向けた市民意識の啓発はもとより、海外から来られる多くの関係者に本市の魅力を感じていただく貴重な機会にもなるものと認識しております。これまで蓄積したホストタウンとしての知見などを生かし、本市として選手の方々にどのような支援ができるか検討してまいりたい」と答弁されております。
埼玉県では、ろうあ連盟と共にデフリンピック気運醸成埼玉プロジェクトを設置し、課題の洗い出しをいたしました。その中では、きこえない、きこえにくい人のことを知らない、合理的配慮の方法が分からない、手話言語があることを知らない、デフリンピックの認知度が低いとの課題をまとめ上げ、これらの課題に対し、全ての市町村で手話言語条例を制定する、埼玉県手話言語条例を通して、デフリンピックを支援していく、デフリンピックの認知度を向上させる、全ての市町村でデフリンピックを知って当たり前にする、オリパラと同等な地位、扱いにするとの目標を掲げ、推進をしております。
また、東京都、横浜市、福岡市など全国九か所では、デフリンピックフェスティバルを実施しております。東北では青森市が開催をいたしました。実施に当たっては、大規模商業施設での実施や、自治体または民間の大規模集客イベントに組み入れる形で実施をしております。内容は、市民や子供を対象に、デフリンピックやデフスポーツのPR、手話言語体験等となっております。
これらの他都市の具体的な取組を参考に、本市においても、大規模イベントでデフリンピックPRブースを設置し、手話体験コーナーやパネル展示を行うこと、また、市内の小中学校でデフアスリートの理解を深める活動を行ってはどうかと考えますが、御所見を伺います。
あるいは、デフスポーツ体験として、陸上、ボウリング、バドミントン、サッカーなどデフリンピック競技を体験できるイベントを市民向けに開催して、聴覚障害者と健常者が一緒に楽しめる環境をつくるなど検討すべきではないかと考えますが、御所見を伺います。
デフリンピックを契機に共生社会の推進を図ることは、本市にとっても大きな意義があります。デフリンピックの認知度向上だけでなく、共生社会の実現にも貢献できます。また、仙台市が積極的に関与することで、地方自治体のモデルケースとなることも期待できます。改めて、仙台らしいダイバーシティーの推進を掲げる市長の決意を伺います。
また、この際、聴覚障害をお持ちの方だけでなく、視覚障害をお持ちの方への配慮も考えていく機会とすべきです。
視覚に障害をお持ちの方から相談がありました。地下鉄仙台駅西改札からあおば通駅に向かう途中で、白杖をつきながら点字ブロックの上を歩いていると、点字ブロックの上で夢中になって地図を見ている方と衝突してしまうことがよくあるというのです。あるときは、手押し車を点字ブロックの上に置いたまま地図を見ておられており、障害をお持ちの方は、タイヤに足を取られ胸から倒れ込んだというのです。手押し車の方も驚き、お互いが悲鳴を上げたそうであります。
私も現場を確認してまいりましたが、物の五分観察しているだけでも、点字ブロック上で市内地図や地下鉄構内地図の前、広告看板の前で人が見入っていたのであります。これは、ちょうどそれらの地図が見やすい場所に点字ブロックが引かれているからなのであります。
この質問は二〇一四年第二回定例会にて小田島久美子議員からも質問がありましたが、その際、注意喚起の掲示の見直しをしているという答弁でありました。確かに、点字ブロックの上には立ち止まらないでくださいとのA4サイズの掲示が低い位置にありますが、ほぼ気に留める方はおりません。
京都などの点字ブロックには、ブロックそのものに注意が記載されています。埼玉県のホームページでは、点字ブロックは視覚障害者の命綱ですと呼びかけております。
点字ブロックを通路の真ん中に移設する、または可能な限り分かりやすい表示を設置すべきだと考えますが、御所見を伺います。
また、ある視覚障害をお持ちの方は、視野が極端に狭い中、バスで通勤をしております。そのときに、バスの種類によってICカードのタッチの場所が異なり、探せなかったとの話がありました。現状どのようになっているのか伺います。健常者にとっては少しの位置のずれであっても、視覚障害をお持ちの方にとっては焦りを覚えるほどの大きな差となっているのです。分かりやすいように、種類が違うバスであっても、同じ場所と感じられる場所に設置するのがよいと思いますが、御所見を伺います。
大綱二点目、宿泊税の使い道、観光戦略二〇二七、インバウンド誘致について伺います。
観光局の統計によると、二〇二三年の観光インバウンド都道府県訪問率ランキングで宮城県は二十一位、僅か一・四%とのことであります。宿泊税を導入している都市の多くはオーバーツーリズム問題を抱えておりますが、本市は逆にインバウンドを迎えられていない状況です。本来、魅力満点な本市は、これからオーバーツーリズムに気をつけながらも、インバウンド拡大が求められております。
観光といえば京都です。外国人にとって日本らしい文化が豊富な観光地ですが、仙台市も負けていないと考えます。連坊、荒町地域には多くの歴史的寺院があり、仙台城址や広瀬川の自然も存在しています。料理は仙台のほうがおいしいと確信いたします。京都にあるものは仙台にもあると言えるのではないでしょうか。
また、検討懇話会の御意見では、また来てもらう理由は、観光コンテンツだけではなく、誰かに会いに再度訪問することとありました。そのとおりだと思います。リピーターのきっかけは人となり得るのです。しかし、大きなイベントや都心だけをターゲットにすれば、その関係性の構築は難しいと考えます。
解決の一つの視点には、中心部だけでなく、地域の商店街や町内会との連携も必要だと考えます。
私は、海外の方が日本の小さなお祭りに感激している動画がお気に入りです。盆踊り、金魚すくい、屋台、射撃、浴衣姿、日本人にとっては何の変哲もない地域のお祭りでも、外国人の方は、アメージング、こんなの見たことないと喜んでおられました。
そこで、観光戦略の一つの視点として、本市の小さなお祭りを世界に発信していくのはいかがでしょうか。宿泊税の使い道として、戦略的に地域のお祭りを活性化させる助成金などの検討をする仕組みづくりも必要と考えます。小さなお祭りを応援することがインバウンドにつながり、将来、大きなリターンとなって返ると考えますが、小さなお祭りに視点を当て発信していくことの御所見を伺います。
また、同様に、商店街にも様々な工夫でインバウンド獲得のうねりをつくっていくべきだと考えます。頑張る商店街応援事業とは別に、戦略的な視点で世界から呼び込む工夫に挑戦してもらう予算をかけたらどうかと考えます。
仙台七夕まつりや青葉まつりなど、大きなイベントや祭りに集客することも大事ですが、おのおの商店街の個性的なイベントを数多くつくる戦略を立てることが、時期の分散化、地域の分散化を生み、将来的なオーバーツーリズムを回避することを可能にできると考えます。そして、人と人とのつながりが生まれ、ロングステイ、リピーターにつながることを確信いたします。観光戦略として、商店街への支援について御所見を伺います。
次に、将来、本市から生まれてくるであろうアーティストによる観光戦略について伺います。
現在、本市を拠点として活躍するアーティストが複数おられます。このようなアーティストは、全国、世界から仙台へ観客を呼び込むことになります。本当にありがたいことです。
そんな本市で活躍するアーティストたちから相談を受ける機会がありました。彼らは、自分のことのみならず、次代の仙台発アーティストの育成を心から望んでおられました。東京がメインとなる音楽の世界で、あえて仙台から全国、世界に挑戦する若い挑戦者を、経験を持った自分たちが育成していきたいというのであります。
例えば、将来完成する音楽ホールの創造的部門として、音楽ホールに附属した軽音部とか演劇部、合唱団、ダンスグループ等を設置したらどうかと考えます。先ほど御紹介した本市で活躍する先輩方から直接アドバイスを受け育成された若き卵が、将来巣立っていき、そしてまた本市を拠点とするアーティストとして戻ってきてくださることは、いかに偉大な事業でありましょうか。
音楽ホールも、箱物行政と言われないように、いかに創造性を生み出していくかが焦点となります。本市音楽ホールは震災メモリアル施設との複合施設ですので、創造的復興の象徴となる使命を持っております。音楽ホールにおける文化創造の取組について、御所見を伺います。
また、既に多くの芸術家の卵が本市には存在をしております。彼らが気軽に披露できる場所、認知してもらえる場所が必要だと考えます。
二〇二二年の文化芸術・スポーツ振興調査特別委員会で、柏市のストリートミュージシャン登録制度の視察に参りました。あらかじめ登録することによって、駅のペデストリアンデッキで演奏する機会を与える制度です。若きアーティスト育成のために、本市もこのような制度導入についての御所見を伺います。
また、駅前など人通りの多い場所での披露の場とともに、音楽ホールの共有部分には、このようなアーティストの発表の場を設けることが重要だと思います。憩いの場所として人の集まりやすい音楽ホールとするため、いつでも音楽が響くような場所を設置することを求めますが、御所見を伺います。
次に、広瀬川の活用について伺います。
観光都市は親水空間を活用しており、特に水辺での食事が特別な雰囲気をつくります。京都、鴨川の川床はその代表例です。本市でも二〇一七年に伊達な川床というイベントが開催されましたが、規模は小さく、期間も短いものでありました。
また、音楽ホールと西公園、定禅寺通、国分町をつなぐ回遊性をつくることが重要です。特に音楽ホールと西公園のアクセスが悪いため、あまり費用をかけず、既に存在する地下鉄の架橋を利用して歩行者専用のつり橋を造ることも考えられないでしょうか。
今後、青葉山エリア内や都心部回遊促進に向け、川床の定期化や新たに広瀬川を歩いて渡ることのできるルート設定など、広瀬川の自然豊かな水辺に親しめる取組を進めていくべきと考えますが、御所見を伺います。
また、仙臺緑彩館の少し先にある竜の口渓谷は深い渓谷美を持ち、四季折々の風景が楽しめる地域です。私も、少年時代、TBCの裏山を下りて渓谷を探検した記憶があります。五百万年前には海だったらしく、鯨や貝類の化石も発掘され、学術的にも価値があると伺っております。
残念ながら、震災後、崩落のおそれがあることから閉鎖をされております。震災から十四年経過しましたが、竜の口渓谷の魅力は永遠に閉ざされてしまうのでしょうか。まずは崩落の危険性などを調査し、安全を確保できる場所だけでも、少しでも観光資源として活用を考えたらどうかと考えます。仙臺緑彩館から続く遊歩道を整備したら、都心から歩いて行ける大自然をコンセプトに観光客を呼び込むことができると考えます。
先日、蔵王町が日本ジオパークに認定されました。日本ジオパークは、貴重な地形や地質がある地域を保護しながら観光や教育に活用していくために、地質学者などでつくる委員会が認定するもので、国内ではこれまで四十七か所が認定されております。蔵王町ではおととし、御釜や樹氷などの自然の景観が見られる地域について、日本ジオパークの認定に向けた申請を行いました。そして、日本では四十八番目の日本ジオパークとして誕生したわけです。宮城県では、栗駒山麓が以前、認定を既にされております。
竜の口渓谷の他に類を見ないこの地形はジオパークにふさわしいと考えます。竜の口渓谷を観光戦略としてジオパーク化することについて、藤本副市長の御所見を伺います。
また、検討懇話会での御意見では、キラーコンテンツを求める声があったと伺っております。キラーコンテンツといえば、何といってもジャイアントパンダであります。まずは、中国との八木山動物公園との技術交流の現状はどうなっているのか伺います。
宿泊客のみならず、地下鉄の乗客を増加させるためにも莫大な誘客効果のあるパンダ誘致ですが、宿泊税を使うことはできるとの認識でしょうか、伺います。
本来であれば、観光戦略二〇二七において、ジャイアントパンダ誘致を目指すとの方向性が書かれてあってもおかしくはありません。追記すべきではないでしょうか。御所見を伺い、私からの第一問といたします。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
◯市長(郡和子)
◯市長(郡和子)ただいまの竹中栄雄議員の御質問にお答えを申し上げます。
デフリンピックを契機とした共生社会の推進についてでございます。
障害の有無にかかわらず、互いに尊重し合う共生社会の構築に向けましては、市民の皆様の障害理解を深めながら、様々な社会的障壁を取り除いていくことが肝要でございます。
本市では、いわゆる障害者差別解消条例に手話が言語に含まれるということを明記し、手話への理解を広げるワークショップの開催やイベントへの手話通訳者等の配置支援などを実施してまいりました。
この秋、東京で開催されるデフリンピックには本市ゆかりの複数の選手の出場が見込まれ、メダルの獲得も期待されると伺っております。私もその活躍を楽しみにしているところです。
デフリンピックに向けてさらなる機運を醸成するとともに、聴覚障害や手話への理解促進や意思疎通支援の充実など、共生社会の実現に向けて取り組んでまいりたいと存じます。
次に、広瀬川の活用に関するお尋ねでございます。
広瀬川は、幾多の歴史と文化を育みながら、市民の生活に潤いをもたらしてきました、杜の都仙台のシンボルでございます。特に大橋の周辺は、様々なプロジェクトが進む青葉山エリアと都心とをつなぐ好位置にあって、新たな魅力の創出と回遊性の向上を図っていくことが必要と考えております。
このような認識の下、現在、有識者の御意見を伺いながら、大橋周辺の広瀬川の水辺利活用に関する基本構想の策定を進めておりまして、新年度は具体的な利活用方策を取りまとめた基本計画を策定することとしております。
自然や歴史など広瀬川の有する魅力を生かすとともに、新たに整備する西公園の屋内遊び場や複合施設等とシームレスな利活用を図ることで、市民や観光客の皆様が気軽に訪れたくなるような新たな水辺空間の創出に取り組んでまいります。
そのほかの御質問につきましては、交通事業管理者並びに関係局長から御答弁申し上げます。
私から以上でございます。
◯健康福祉局長(郷湖伸也)
◯健康福祉局長(郷湖伸也)私からは、デフリンピックの開催に向けた機運醸成などの取組についてお答えをいたします。
大会の開催や競技内容、参加選手をより多くの方に知っていただけるよう、市民向けのイベントでのパネル展示やデフ陸上競技の体験会の開催などを検討しております。
また、こうした会場においては、手話の体験コーナーを設置するなど、聴覚障害者や聾者との手話をはじめとしたコミュニケーション手法などについても幅広く周知できるよう、障害者スポーツや聴覚障害者の団体とも連携を図りながら取組を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◯文化観光局長(柳津英敬)
◯文化観光局長(柳津英敬)私からは、文化観光局に係る数点の御質問にお答えをいたします。
まず、地域のお祭りやイベントの情報発信及び商店街への支援についてでございます。
訪日外国人にとって、地域ならではのお祭りやイベントに直接触れる体験は大変魅力的なコンテンツであると認識をしております。
本市ではこれまでも、海外向けのSNSにおいて三瀧山不動院の夏祭りや荒町商店街の七夕祭りなどを紹介してきたほか、商店街の飲食店や小売店などにもお声がけをし、インバウンド需要の取り込み手法や外国人への接遇を学ぶセミナーなども開催をしてまいりました。
新たな観光戦略の下でも、外国人の方にも訴求し得る地域に根差したお祭りや体験コンテンツの発掘、効果的な発信に努めるとともに、商店街とも連携したインバウンドの受入れ対応支援などを通じ、波及効果が広く市内に行き渡るよう取組を進めてまいりたいと考えております。
次に、音楽ホールに関する創造的な取組やアーティストの育成についてでございます。
新たに整備する音楽ホールは、仙台の文化芸術の総合拠点になることを基本方針に掲げておりまして、プロによる優れた舞台芸術公演はもとより、市民が主体となった創造的な活動が盛んに展開されるよう取り組んでまいりたいと考えております。
本市に拠点を置く優れたアーティストによる若手の育成という取組もその一環であると考えておりまして、複合施設という特性も生かした本市独自の事業展開やそれを担う地元人材の育成という観点も大切にしながら、今後、事業運営の詳細を検討してまいりたいと考えております。
次に、ストリートミュージシャンの登録制度についてでございます。
本市では、町なかにおいて地元のアーティストが出演する市民主催の野外ライブなどが活発に展開されており、本市も支援を行っているところでございます。
御例示の登録制度のような取組は、市民や地域の方々の御理解や登録基準づくりなどの課題もございますが、今後とも、勾当台公園や定禅寺通の再整備などの動きを踏まえ、若いアーティストが活躍できる環境の充実を図ってまいりたいと考えております。
次に、音楽ホールにおけるアーティストの発表の場についてでございます。
複合施設におきましては、共用空間である交流イベントロビーや屋外広場を演奏や各種パフォーマンスが可能な空間として整備する方針でございます。
こうした場で地元のアーティストの発表の機会を持つことは、共用空間ににぎわいをもたらすとともに、若い芸術家の育成にもつながると考えているところでございまして、今後、そのような観点からロビーなどの公共空間の在り方を具体的に検討してまいりたいと考えております。
次に、竜の口渓谷についてのお尋ねでございます。
竜の口渓谷は、その地形や地層に特徴があり、以前は学習の場としても活用されておりましたが、現在は落石の危険から立ち入ることができない状況となっております。
ジオパークの認定に当たりましては、優れた地形、地質遺産があるだけでなく、運営組織体制の確立や保全、教育活動の十分な実績、その前提となる安全確保も求められます。
新たな観光戦略では、中長期的な視野の下、青葉山エリアの価値を高めていくこととしておりますが、広瀬川など自然資源を生かした取組も重要と考えておりまして、その中で竜の口渓谷の活用策についても検討してまいりたいと考えております。
最後に、ジャイアントパンダの誘致と宿泊税及び観光戦略に関する御質問にお答えいたします。
ジャイアントパンダの誘致につきましては、現時点では具体の見通しが立っていないため、今回の観光戦略に位置づけることは難しいものと考えておりますが、実現すれば大きな話題となり、国内外からパンダを目的に本市を訪れる方が増えるものと認識をしております。
今後、誘致が具体化した段階で、ジャイアントパンダを活用したプロモーションなど本市の誘客拡大につながる取組につきまして、その財源も含めまして検討してまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
◯建設局長(佐藤秀樹)
◯建設局長(佐藤秀樹)私からは、ジャイアントパンダ誘致に関する中国との技術交流についての御質問にお答えいたします。
本市では、世界各国からジャイアントパンダの専門家が参加する中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会へ八木山動物公園の職員を派遣し、知見の集積に取り組んできたところでございます。
同会議は、令和二年度以降、コロナ禍等の影響により開催されておりませんが、引き続き開催情報などを収集し、機会を捉え飼育に関する技術研さんに努めてまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
◯教育長(天野元)
◯教育長(天野元)私からは、デフアスリートの理解を深める活動についてのお尋ねにお答えいたします。
市立小中学校においては、障害者アスリートや芸術活動をしている障害者の方と児童生徒が交流活動を行う心のバリアフリー推進事業等を実施し、障害について学び、その理解を深める教育に取り組んでおります。
今年十一月にデフリンピックが東京で開催されることから、特別の教科道徳や総合的な学習の時間などの学習においてデフアスリートの活躍について伝え、聴覚障害についての理解を深める機会としていきたいと存じます。
私からは以上でございます。
◯交通事業管理者(吉野博明)
◯交通事業管理者(吉野博明)私からは、交通局に係る二点の御質問にお答えをいたします。
まず、地下鉄南北線駅コンコースの点字ブロックの設置位置等についてでございます。
交通局では、新年度に地下鉄の次期バリアフリー整備計画の取りまとめを予定をいたしております。その中で、障害者福祉協会など関係団体からの御意見を参考にしながら、点字ブロックの位置の変更等についても検討を行い、順次改良に向け取り組んでまいります。
なお、改良までの間、案内図等を御覧になる方が点字ブロックの上に立ち止まらないよう、駅構内でのアナウンスを継続するとともに、掲示の場所や大きさなど工夫に努めてまいります。
次に、バスのICカード読み取り機の設置場所についてでございます。
その設置に当たりましては、障害者関係団体の御意見も踏まえながら、現在、位置については統一して設置をしているところでございます。しかしながら、平成二十六年度までに購入をいたしました中古の車両数台については、構造上やむを得ず、それよりも少し高めの位置に設置をいたしているところです。
初めて御利用される方も含めて、御利用なさるお客様がICカードのタッチ位置が分からないなどお困りの場合には、乗車時にはタッチせずに降車の際にお申出をいただくよう運転者が声がけするなど、今後ともお客様がスムーズに御利用いただけるよう適切な対応に努めてまいります。
私からは以上でございます。
出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)