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2020-11-20

竹中の全発言と、市の答弁 ・ 経済環境協議会 本文

議会ウォッチ 2020-11-20
抜粋(3行要約は準備中)
  • ◯竹中栄雄委員  この仙台市経済成長戦略2023の見直しについて、確認をさせていただきたいと思います。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  この仙台市経済成長戦略2023の見直しについて、確認をさせていただきたいと思います。
まず、表面の人口動態の変化ということで、東京から流出が超過しているというふうになっております。東京から流出をするのは、本当に江戸幕府が出てから初めてのようなことだというふうにも伺っておりますけれども、現在、東京から転出してどこに転入されている状況が見られるのか、また宮城、仙台は転入超過になっているのか、伺いたいと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  この人口動態の変化と申しますのは、転入者と転出者の差でどちらが多かったかといったようなことを示すものでございますが、民間の調査機関によりますと、東京都の方の転出先、どちらの地域に移動されたかといったようなところまでは明らかになっていないところなんですけれども、4月から7月までの間、例年であれば進学や就職、転勤などで東京都に転入していた方が、緊急事態宣言による行動の制約でございますとか、東京都での陽性者の増加への不安から他地域を居住地に選択したこと、また移住自体を取りやめたなどにより、大幅に減少した結果、全体として転出超過の傾向になったと分析しております。

一方、8月以降は、昨年と比べて転出者自体が大きく増加しているということでございまして、これは東京都在住者が陽性者数増加への不安や在宅勤務の増加などを背景として、他地域に移住した可能性があるとしております。

また、本市の状況でございますが、4月から9月までの間、一貫して転入超過の状況が続いているところでございます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  仙台も転入超過ということで、うれしい情報なんですけれども、例えば転入超過の主要都市について、要因について考えられることがありましたら教えていただきたいと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  例年、特に人口移動が大きいとされております本年4月の転入、転出の状況を大都市間で比較いたしますと、本市のほか札幌市、名古屋市、大阪市、福岡市の転入超過数が前年に比べ大きく伸びております。これをもう少し詳しく分析いたしますと、札幌市、大阪市、福岡市の3市は、転入者数は増加し、転出者数は減少しているといった状況になっている一方で、仙台市と名古屋市の2市につきましては、転入者数、転出者数ともに減少したものの、転出者数の減少幅がより大きかった結果、転入超過となっており、都市によってその要因は異なっているものと認識しております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  それでは、仙台として、さらなる転入超過、いわゆる転入の受皿となるためにはどうすべきかということで、考えていることがあれば教えていただきたいと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  感染症の拡大によって、人口の過度の集中に伴うリスクが浮き彫りになったところでございます。BCPの観点から、首都圏のバックアップや代替機能として地方を見直す動きもある中で、首都圏に地理的な距離が近い仙台には優位性があるものと認識しております。このため、企業誘致や産業の集積に向けた都市基盤づくりの重要性も一層増すものと考えております。この大きな環境の変化を本市の成長につなげられるよう、戦略の見直しに向けてさらなる検討を進めてまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  続いて、表面の一番下です。宿泊、飲食サービス業で特に大きな売上げ減少ということで、アンケート調査が行われておりました。このアンケートの内容は、どこが調査して、どのような調査を行ったのか、端的に教えていただければと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  資料3で御紹介いたしましたアンケート結果は、本市と仙台商工会議所が市内の事業所1,000か所を対象に共同で実施しております仙台市企業経営動向調査から抜粋したものでございます。この仙台市企業経営動向調査は、市内事業所の売上高や販売数量、製品単価、製品在庫の状況、資金繰り、雇用状況などをはじめといたします15の調査項目から本市の経済動向を把握するものであり、四半期置きに実施しておりますが、感染症が拡大した4月実施分の調査からは、定期的に実施しております今申し上げたような調査項目に加えまして、感染症の影響を把握するための調査項目も追加で設けたところでございます。資料3で御紹介しております結果につきましては、このうちの売上げ減少の状況に関する質問への回答結果となっております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  この題名にもあるとおり、宿泊、飲食サービス、これが明らかにグラフを見ても影響が大きく見えるようになっているのはよく分かると思います。
ただ、実際に私が話を伺っている業種には、コンサート業界、舞台芸術関係の方々もいらっしゃいます。例えばそういう方々はどこに当てはまって、どういう認識で捉えられているのか、教えていただければと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  資料3で御紹介いたしましたアンケートでは、コンサート業界、舞台芸術者の方々はサービス業に分類されますが、サービス業の業態は幅広く、委員御指摘のとおり統計には現れづらい実態があるものと認識しております。

戦略の見直しに向けまして、現在、業界団体や経済団体へのヒアリングを進めているところでございますが、その中でもイベント関係の事業者の方からは、イベント中止により仕事がなくなり、その代替となる事業がないといったお話も伺ってございまして、大変厳しい状況にあるものと認識しております。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  やはり先ほども申し上げましたが、今一番苦境であるというふうに思われるコンサート業界ですとか、イベント業界、舞台芸術関係者、非常に厳しい状況なんですけれども、こういった数字にはどうしても現れにくい状況になっているかと思います。
今回、経済成長戦略の見直しということであれば、やはりそういう正確な数字が見えてこないと、手の入れ方も見誤ってしまうというふうにも思うわけであります。例えば、レジャー関係、映画館とか娯楽施設という業種は、今どういう状況なのか。理美容の業界はどういう状況なのか。学習教室はどうか。エステ、ネイルサロン等の美容関係はどうなのか。医療関係、介護関係、配達運送関係とか、あまりにも細かいと非常に取りづらいというのはよく分かるんですけれども、ただやはりサービス業と全て一緒くたにされてしまうと、非常に分かりづらい状況があると思っております。もう少し詳細が分かるアンケートを、これからコロナの期間だけでもいいので追加で取っていただいて調査をかけていただきたいと思いますが、御所見を伺いたいと思います。

◯経済企画課長

◯経済企画課長  仙台市企業経営動向調査は、適切かつ効果的な経済施策の推進に向けまして、本市の経済動向を把握するために実施しているものでございまして、その業種につきましては、日本標準産業分類の大分類を基本にしているところでございます。

統計調査という性格上、また過去の調査との比較可能性といった観点からも、さらに細かい業種分類により、調査分析を行うことはなかなか難しいところでございますが、サービス業の中にも様々な業態がございまして、委員御指摘のとおり、統計には現れづらい実態、これについても把握しなければいけないという認識を持っております。

こういった点を補うために、業界団体等へのヒアリングを行っているところでございますが、その中でも、例えば同じ業界であっても、その取引先によって業績が大変好調だといったような企業もあれば、一方で厳しい状況に置かれているといった企業があるといった声もいただいておりまして、このような生の声は大変重要と認識しております。

戦略の見直しに向け、現在、業界団体や経済団体へのヒアリングを進めているところでございますが、引き続き地域企業の状況把握に努めてまいりたいと存じます。

◯竹中栄雄委員

◯竹中栄雄委員  仙台の発展のためには、やはり人口のさらなる転入超過、人口が増えていくということと企業の誘致が重要なポイントとなってくると思います。経済成長戦略2023の具体的な施策は、またこれから出てくると思いますが、令和2年度に第5弾まで経済対策をされてきました。これ以上の施策を期待しております。局長の御決意を伺いたいと思います。

◯経済局長

◯経済局長  今回、コロナ禍の影響によりまして成長戦略を見直すことになりました。ただ、この中においてもやはり豊かさを実感できる未来ということは変わらないものだと考え、七つのプロジェクトはそのまま継続させております。また、コロナ禍に対応するために二つのプロジェクトを今想定しているところでございます。

今回のコロナ禍、大変経済は厳しい状況ではありますけれども、ピンチだけではないと考えております。チャンスもその裏には眠っていると。それをいかに起こしていくかということが重要と考えています。特に東京一極集中の動きが止まって地方が見直されている、そういう状況では本市にとっては大変大きなチャンスを迎えていると考えております。人口増というのは、この東北地方は大変厳しい問題になっています。その中で、少なくとも我々がまず先頭に立って、首都圏なり関西圏なりから人を呼び込む、企業を呼び込む、そしてその波及効果を東北全体に伝えていく、そういう役割が我々には求められていると考えておりますので、それに向けてしっかり努力してまいりたいと考えております。


出典:仙台市議会会議録検索システム(竹中栄雄議員の発言と、それに対する当局側の答弁)